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キッチンの下がり天井とは|メリットやデメリット、注意点を解説

家をおしゃれにしたい、という人の中には、キッチンに「下がり天井」を検討する人も多いのではないでしょうか。下がり天井の魅力はなんといっても、空間全体のデザイン性を上げられることでしょう。

この記事では、下がり天井にすることでどんなメリットやデメリットがあるのか、本当におしゃれな空間になるのか、また施行する際の注意点などを解説します。

INDEX

  1. 下がり天井とは
  2. キッチンを下がり天井にするメリット
  3. キッチンを下がり天井にするデメリット
  4. キッチンを下がり天井にする際の注意点
  5. 下がり天井でキッチンをおしゃれな空間にするポイント
  6. キッチンを下がり天井にするなら
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下がり天井とは

下がり天井とは、普通の天井の高さより部分的に低くなっている天井のことです。デザイン性が高く、飲食施設のキッチンの上部などにもよく設置されています。

マンションではパイプスペースや梁を隠す目的で設置されていることが多く、そのため広いLDKのキッチンスペースでよく施工されています。

一般住宅では、デザインとして取り入れられ、インテリアの一部として、またはアクセント的な目的で設置されることが多いようです。その部分だけ色や素材を変えたり、照明を設置したり、好みのテイストにできるためオリジナルなインテリアが実現できます。

また、キッチンだけではなく寝室などに落ち着き感を出すために取り入れることもあります。

キッチンを下がり天井にするメリット

キッチンを下がり天井にするメリットには、機能的なものとデザイン性に関するものがあげられます。どんな効果が見込めるのか知っておくとより具体的に検討できます。

①キッチンとリビングを区切る効果が期待できる


間仕切りや壁がなくても、下がり天井にすることで空間の区切りを演出できます。広いLDKを区切るために、一部を下がり天井にするデザインは良く取り入れられるパターンです。

下がり天井は視線を遮ることなく緩やかに区切ることができ、リビングは吹き抜けの高い天井、キッチンは下がり天井で高さを抑えることでそれぞれのスペースの居心地も良くなります。

②排気ダクトを自然に隠せる


レンジフードは排気ダクトから空気を排出していますが、天井裏に配管された一部がキッチン側に飛び出すことがあります。下がり天井はそのダクトの出っ張りを隠すのにピッタリなため、よく利用されるのです。

ダクトに合わせてキッチンの天井を下げることでダクトを自然に隠せ、さらにはデザインとしてのアクセントにもなります。圧迫感が出る場合は、キッチン全体ではなくキッチン設備の周辺だけ下げることもできます。

③デザイン性が高くなり空間がオシャレになる


下がり天井の素材にこだわったり、差し色的な色味にするとデザイン性がアップし空間がおしゃれになります。リビングとのコーディネートを楽しんだり、あえて外すことでインパクトをつけたり、こだわりの空間に仕上げることが可能です。

下がり天井に間接照明を組み込むのも人気があり、微妙な陰影をつけるなど好みに応じて空間をデザインできます。

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キッチンを下がり天井にするデメリット

下がり天井にはデメリットももちろんありますが、事前に知っておくことで対処が可能な場合もあります。下がり天井を具体的に考えるために参考にしてください。

①追加で施工費用がかかる


下がり天井にするには普通の天井よりも造作が必要な分、費用はアップします。仕上げも他の天井部とは違ったものになるため、仕入れも増え、手間がかかるので工期も変わることがあります。

費用を抑えたい場合には、下がり天井にする範囲を最小限にするのがおすすめです。また、材料費を抑えるなら、木ではなく木目調にするなど置き換えることでコストダウンが可能です。

②圧迫感を感じるかもしれない


広い面積を下がり天井にする場合、圧迫感を感じるかもしれません。特に元の天井高が低めの場合、下がり天井の下に背の高い男性が立つと頭上の余裕はほぼないことがあります。

圧迫感を軽減するためには下がり天井の高さは最低でも2.1mを確保しましょう。また、キッチン設備周辺だけの最小限を下がり天井することでも圧迫感は軽減されます。

③掃除に手間がかかることも


下がり天井には段差をつける時にできた隙間があります。間接照明を入れていると特にほこりが溜まりやすく、定期的な掃除が必要になります。高い位置なので掃除具を持ったまま脚立にのぼることになり、手間がかかるうえに危なくて大変です。

対策方法としては、ほこりが溜まりやすい部分を手入れしやすいメラミン化粧板に変えるなど、細かい工夫をしておくと掃除の手間が軽減されます。

キッチンを下がり天井にする際の注意点

実際に下がり天井にするときには家の構造上、注意しなければならないポイントがあります。注意点を頭に入れてから設計に取り掛かることで無駄な時間をかけずに済みます。

①天井の下げ幅


天井の下げ幅は、一般的には10cm〜20cm程度が多いようですが、30cm以上という場合もあります。ショールームなどで実際の下がり天井を見ることで仕上がりイメージをつかむことができますので、参考にして決定するとよいでしょう。

また、間接照明を入れる場合には15cm以上は確保する必要があります。

②元々の天井の高さ


通常の天井の高さは2.4mが一般的ですが、それよりも低い場合には20cm下げると圧迫感が強くなります。キッチン全体を下がり天井するのではなく、部分的に下げるなど考慮しましょう。

また、コンロやレンジフードの排気口については建築基準法や消防法などで高さが決められており、勝手に決めることはできませんので注意しましょう。

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下がり天井でキッチンをおしゃれな空間にするポイント

下がり天井でキッチンをおしゃれな空間にするポイント

下がり天井でおしゃれなキッチンを演出するために、いくつかのポイントがありますのでご紹介します。自分のイメージに合わせて組み合わせたり、リビングとのつながりを考慮したり、具体的に下がり天井を考える参考にしてみてください。

①フローリングと同系の色で統一感を出す


下がり天井を、広い範囲を覆うフローリングと同系色にすることで統一感が出ます。

素材や色を統一するとイメージが散らからず、まとまりのある仕上がりになります。落ち着いた木目調で合わせると温かみのあるナチュラルな雰囲気のキッチンになるでしょう。

②異素材を組み合わせる


あえて異素材を組み合わせることで、LDK空間に動きを演出することができます。

特に人気なのが木材の利用です。木の質感が軽やかさをもたらし、下がり天井の圧迫感を軽減します。また、木材なら壁やキッチンの素材を問わず、すんなりと組み合わせることができますので、コーディネートに困ることがありません。

③アクセントウォールを取り入れる


キッチンにアクセントウォールを取り入れると、下がり天井とのコラボレーションで空間がさらに魅力的になります。タイルのような異素材や、鮮やかな色味を選ぶとさらに存在感がアップします。

汚れが付きやすい場所なので、汚れが落としやすい素材にするなど考慮して、美しさを維持できるようにしましょう。

④柄付きクロスでアクセントを出す


白を基調とした天井・壁にアクセント的に柄付きクロスを合わせることでおしゃれ感がアップします。

白い天井・壁はどんな色・柄にも違和感なくなじむので、同じ色合いのものから、ややインパクトのあるものまで、好みのテイストを取り入れることが可能です。

⑤照明でメリハリを付ける


下がり天井に間接照明を設置することで優しい影ができ、落ち着いた雰囲気を演出します。
ダウンライトを効果的に配置するのもおすすめです。

また、照明の種類をダイニングとキッチンで変えると下がり天井のスペースの中でもメリハリをつけることができます。

キッチンを下がり天井にするなら

下がり天井はただ単に天井の高さを下げるだけでなく、素材を変えたり、照明を工夫したりすることで空間のインテリア全体をより魅力的にしてくれます。

ただし、全体のバランスを見ながら色味や素材を選ばなければならず、具体的なイメージはつかみづらいかもしれません。イメージを固めるために完成予想図を作ってもらったり、ショールームに見学に行くのもおすすめです。迷ったらショールームでプロに相談してみましょう。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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