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ペニンシュラキッチンに決めたことを後悔?4つの理由と後悔しない選び方を解説

人気のペニンシュラキッチンですが、水はね・油はねが気になったり収納が少なかったりと、ペニンシュラキッチンを選んだことを後悔する人もいるようです。あらかじめペニンシュラキッチンの概要や選ぶときのポイントを知っておくことで、後悔や失敗のないキッチン選びができます。

本記事では、ペニンシュラキッチンの概要やメリット、ペニンシュラキッチンに決めて後悔する理由などを解説していきます。ペニンシュラキッチン選びのポイント7選も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

INDEX

  1. ペニンシュラキッチンとは?
  2. ペニンシュラキッチンに決めたことを後悔する4つの理由
  3. 後悔・失敗しないペニンシュラキッチン選びのポイント
  4. ペニンシュラキッチンが向いている人の特徴
  5. トーヨーキッチンスタイルで人気!ペニンシュラキッチンの施工事例
  6. 気になる点をカバーして理想のペニンシュラキッチンを実現させよう
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ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは、左右どちらかが壁に接しているキッチンのことです。ペニンシュラは英語で「半島」を意味し、キッチンが壁から突き出た半島のような見た目であることから、ペニンシュラキッチンと名づけられました。

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと共に対面式キッチンの代表的なレイアウトで、開放感やコミュニケーションの取りやすさから新築やキッチンのリフォームで近年人気があります。

ペニンシュラキッチンは一辺が壁に接していますが、アイランドキッチンは孤立した「島」のように四方が壁に接していないという違いがあります。

ペニンシュラキッチンのメリット


ペニンシュラキッチンの6つのメリットを紹介します。自分がキッチンに求めることは何なのか、何を優先したいのか、考えながら見ていきましょう。

開放感があり、広々とした空間になる


ペニンシュラキッチンは対面式のキッチンであるが故に視線が抜け、開放感も抜群です。リビングやダイニングと一体になっているため、広々とした空間を実現できます。空気が循環しやすいというメリットもあります。

コミュニケーションが取りやすい


キッチンで作業中もリビング・ダイニング側を向いているため、家族やお客さまとコミュニケーションが取りやすいのも魅力です。会話しながら料理を作ったり、食器を洗ったりできるのでキッチンでの作業が苦になりにくいでしょう。

ほかの部屋と壁で仕切られた独立型のキッチンでは作業中に孤立しやすいのが難点ですが、ペニンシュラキッチンは対面式のキッチンなので、いつも家族とのつながりを感じられます。

子育てしやすいレイアウト


子どもや高齢者・ペットにも目が届きやすいレイアウトなので、安心して見守ることができます。なにかあったときにすぐ対処できるのはメリットでしょう。ペニンシュラキッチンは片側が壁に接しているため、アイランドキッチンと比較すると小さい子どもがキッチンに入ってきづらいということも言えます。

リビング学習を取り入れている家庭では、横並びダイニングにすることで子どもの宿題や勉強を見てあげやすくなります。

大人が料理する姿を間近で見られるので、食に興味が湧きやすくなったり、配膳や片付けの家事を手伝うきっかけになったりもするでしょう。

手元隠しをつけやすい


フルフラットタイプの対面式キッチンでは、手元がリビング・ダイニング側から丸見えになります。急な来客があったときに、散らかった手元を見られたくないという人は多いでしょう。

ペニンシュラキッチンは、カウンターや腰壁などをつけて手元を隠す工夫がしやすいレイアウトです。油はねが特に気になる人は、コンロ前だけ天井までの高さの壁をつけて汚れやすい部分を上手く隠すこともできます。ペニンシュラキッチン片側が壁に接しているので、コンロ前だけ高い壁を設置する場合もデザイン的にも目立たずおかしくはありません。

省スペースで設置できる


本体が同じサイズのキッチンでも、アイランドキッチンと比較すると、ペニンシュラキッチンは省スペースで設置できます。アイランドキッチンは前後左右に通路が必要なため設置に広いスペースを要しますが、ペニンシュラキッチンは片側が壁に接しているため設置面積は少なくて済むからです。

LDKの広さをあまり確保できない狭小住宅でも、設置しやすいキッチンだと言えます。

背面を活用しやすい


壁付けキッチンの場合、背面にはダイニングテーブルを置くことが多いため収納スペースの確保が難しい場合があります。ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンなどの対面式のキッチンは、背面に食器棚やカウンターを配置しやすく家電も置けることから、振り返るだけで手が届き家事効率がよくなります。

ペニンシュラキッチンに決めたことを後悔する4つの理由

ペニンシュラキッチンに限らずどのキッチンにもメリット・デメリットは存在しますが、ペニンシュラキッチンに決めたことを後悔する人もいます。

自分の理想通りのキッチンを実現するためにも、ペニンシュラキッチンにして後悔する4つの理由もしっかりと把握しておきましょう。

①収納スペースが限られる


ペニンシュラキッチンの開放感を優先する場合、キッチン本体上部の吊戸棚を設置しない場合が多くなります。その場合、食器洗浄乾燥機を採用すると、実際の収納スペースはシンクとコンロの下だけになってしまいます。壁付けキッチンなどと比べて収納が不足しがちです。

②水・油はねが気になる


ペニンシュラキッチンはオープンタイプのキッチンなため、水はねや油はねが気になる人も多いです。勢いのある水や油であれば、足元だけでなくリビング・ダイニング側へ飛び散ることもあるでしょう。掃除をする床の範囲が広いことから、後悔する場合もあるようです。

③匂いや煙が広がる


リビングやダイニングとの間に壁や仕切りがないため開放的ではあるものの、調理中のにおいや煙が広がりやすいというデメリットがあります。

揚げ物や焼肉などにおいや煙が気になる料理をすると、リビングのカーテンやソファなどのファブリックにもにおいがついてしまう場合があります。生ごみや子どものおむつなども密封せずにおいておくと、においがリビングやダイニングにも広がってしまうかもしれません。

④手元が丸見えになる


オープンなつくりが特徴のペニンシュラキッチンは、まわりからキッチン全体が丸見えになります。調理中はどうしても食材や調理器具をキッチンの作業スペースに置くことから、雑多な印象を与えてしまいがちです。

調理中の手際の悪さも来客から丸見えになってしまうため、急な来客があったときには、見られたくないと後悔する人が多いようです。

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後悔・失敗しないペニンシュラキッチン選びのポイント

後悔・失敗しないペニンシュラキッチン選びのポイント

ペニンシュラキッチンに決めて後悔する理由を紹介しましたが、あらかじめ対策や工夫をしておくことで、後悔や失敗をすることがなくなります。

ここからは、「イメージと違った」「使い勝手が合わなかった」といった後悔・失敗しないために、ペニンシュラキッチン選びのポイントを解説していきます。

収納場所を確保する


よく使うものは吊戸棚や背面収納を設置して収納したり、あまり使わないものは床下収納やパントリーを設置して保管したりするといいでしょう。

収納する場所・物・量を事前に決めておき、それぞれの収納場所を確保しておきましょう。常にキッチンの上に置いておくものは、洗剤やスポンジなど必要最低限のものだけにしておくことで、すっきりとした状態を保てます。調理中は一時的に調味料や調理器具などを置くこともありますが、使い終わったらこまめに片づける癖をつけましょう。

ガラスパネルの設置など水・油はね対策をする


水はね・油はねが気になる場合、シンクやコンロの前にガラスパネルを設置するのがおすすめです。透けない素材の大きめのガードであれば、手元を隠す役割も果たしてくれるため、一石二鳥です。コンロ前に置くガードは、油汚れも簡単に拭くだけでさっと落とせる、燃えない素材にしておきましょう。

換気能力の高い換気扇や消臭機能のついた壁紙を検討する


においや煙対策としては、換気能力の高い換気扇や消臭機能のついた壁紙を検討しましょう。

調理中は換気扇を必ず使うようにしてください。常時換気機能や自動洗浄機能のついた機能性が高く、お手入れしやすいレンジフードを選ぶのがおすすめです。ペニンシュラキッチンのレンジフードには、取り付ける場所を選ばないシロッコファンかターボファンが使われている場合がほとんどですが、においが気になる人はターボファンを選びましょう。ターボファンはシロッコファンよりも風量が強く、換気効率が良いため効果を感じやすくなります。

キッチンだけでなく、リビングやダイニングにも消臭機能のついた壁紙を貼るとにおいが軽減される可能性が高くなります。機能性とデザイン性を両立した壁紙が増えてきているので、LDK全体の統一感も意識しながら選んでください。

腰壁を設置し手元を隠す


キッチンの手元を隠したい場合には、油はね・水はねガードをつける以外にも、腰壁をつける方法もあります。腰壁とは、床から大人の腰くらいの高さまである造作壁のことです。

キッチンのワークトップよりもやや高めに設置する腰壁は、手元隠しの役割を果たしてくれます。ペニンシュラキッチンの開放感は残しつつも、見られたくない部分は隠してくれるので、急な来客時にも慌てることもありません。

腰壁はペニンシュラキッチンに後付けすることもできますが、キッチン本体を設置するタイミングで一緒につけておくと、費用の節約にもなります。

ただし、腰壁は高すぎても圧迫感や閉塞感を感じやすくなるので注意が必要です。実際の高さはショールームで必ず確認するようにしましょう。

コンセントの位置と数を考慮する


キッチン周辺には、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などコンセントを使う家電も多く置かれます。コンセントの数が足りなかったり、位置がよくなかったりすると、延長ケーブルを購入したり、遠いところまで移動する必要があったりと、使い勝手が悪くなってしまいます。コンセントの位置や数は、事前にしっかりと使い勝手をシミュレーションしておくことが大切です。

また、漏電の心配がないよう、シンクやコンロまわりには設置しない方がいいでしょう。

作業台の広さや高さを考慮する


ペニンシュラキッチンを導入する際には、使い勝手をよくするために作業台の広さや高さなど各種サイズも考慮して決めることが大切です。

ペニンシュラキッチンの間口は、180cm〜300cmが一般的です。奥行きはメーカーやキッチンにもよりますが、75cm〜100cmがほとんどです。作業しやすい高さの目安は、以下の式に当てはめることで分かります。

作業しやすい高さの目安 = 身長(cm)÷2+5(cm)

たとえば、身長が160cmであれば、作業しやすい高さの目安は85cmとなります。高すぎても低すぎても腰や肩に負担がかかってしまうため、適切な高さを選ぶことが重要です。

作業しやすい高さの目安が分かったら、ショールームで同じ高さのキッチンを見てみましょう。調理するときをイメージしながら実際に動いてみて、使い勝手を体感してみてください。

動線を確保する


1人でキッチンを使う場合の通路幅は、最低60cm必要です。2人以上でキッチンを使うことが多い場合、すれ違いやすいように通路幅は120cm程度確保しておきましょう。

ペニンシュラキッチンが向いている人の特徴

ペニンシュラキッチンが向いている人の特徴を紹介します。自分に当てはまるかどうか、チェックしてみてください。どちらか一つでも当てはまれば、ペニンシュラキッチンが向いていることになります。

片付けが得意できれい好き


片付けが得意できれい好きな人は、ペニンシュラキッチンが向いています。オープンタイプのキッチンなので、リビング側からもキッチン全体が丸見えになることから、常にきれいにしておく必要があるからです。

物を使ってもすぐ元の場所に戻したり、こまめに掃除したりする癖がついていると、ペニンシュラキッチンを選んでも後悔することはないでしょう。

物が少ない


いわゆる「ミニマリスト」の人も、ペニンシュラキッチンが向いていると言えます。所有している物が少なく、多くの収納スペースを確保する必要がないため、収納に困ることがないからです。

トーヨーキッチンスタイルで人気!ペニンシュラキッチンの施工事例

トーヨーキッチンスタイルで人気のある、ペニンシュラキッチンの施工事例を紹介します。オーナー様こだわりのポイントも解説しますので、自分の理想のキッチンを見つけてみてください。

限られたスペースでキッチンを快適に使える配置がポイント


築130年以上の古民家にもマッチする、チタン扉が特徴的なペニンシュラキッチン。チタンは一見すると和の雰囲気には合わない素材にも思えますが、すっきりとした空間に上手く溶け込んでいます。

背面を有効活用しているのがポイントで、限られたスペースでもキッチンを快適に使えるように冷蔵庫や食器棚などの配置も工夫されています。

水の森の家

キッチンを中心にリビング、ダイニング、中庭を見ながら家事ができる空間へ


キッチンを中心にリビング、ダイニング、中庭を見ながら、家事ができる空間になっています。キッチンに立っていても、ほかの家族がどこで何をしているか見えるのがポイントです。

開放感があり、コミュニケーションが取りやすいペニンシュラキッチンは、まわりとのつながりを感じながら過ごす家に相応しいレイアウトのキッチンです。

香川県 H様邸

気になる点をカバーして理想のペニンシュラキッチンを実現させよう

ペニンシュラキッチンの特徴や選び方のポイントなどを理解した上で、自分に合ったキッチンを検討することが大切です。

ペニンシュラキッチンで気になる点は、対策や工夫をすることでカバーできる点も多いです。フルフラットタイプにこだわらず、手元隠しのカウンターや腰壁を造作することでより快適で機能的なキッチンになります。

ペニンシュラキッチン選びで後悔しないためには、ショールームへ足を運び実際にキッチンを見てみるのが一番です。少しでも迷ったり悩んだりしたら、ショールームの担当者に相談しましょう。時間やほかのお客さまを気にすることなく、プロと相談や比較検討をしたい場合は事前予約がおすすめです。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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