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後悔しないキッチンの壁材の選び方|各壁材のメリット・デメリットも紹介

選ぶ種類によって特徴や費用が大きく異なるキッチンの壁材。新築やリフォームで新しいキッチンを検討中、キッチンの壁材選びに悩む人も多いのではないのでしょうか。キッチンは水や油を頻繁に使う場所なので、環境に適した壁材を選びたいところです。

本記事では、キッチン壁材別の特徴やそれぞれのメリット・デメリット、後悔・失敗しない壁材の選び方などについて解説していきます。理想のキッチン壁材を見つけて、イメージ通りのキッチン空間を実現させましょう。

INDEX

  1. キッチンの壁材の種類5選
  2. キッチンタイル
  3. ステンレス製キッチンパネル
  4. メラミン製キッチンパネル
  5. モルタル素材
  6. 壁紙
  7. 後悔・失敗しないキッチン壁材の選び方
  8. 優先順位を決めて理想のキッチン壁材を選ぼう
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キッチンの壁材の種類5選

キッチンの壁材は、主に5種類あります。種類別に特徴や単価、オススメな人(向いている人)をまとめましたので、参考にしてください。

特徴壁材のみの単価/㎡オススメな人
キッチンタイル・耐久性が高く、水に強い
・目地の掃除がしにくい

6,500円/㎡~・個性的なデザインを好む人
・こまめな掃除が苦ではない人

ステンレス製キッチンパネル・耐久性、耐熱性がある
・色がシルバーのみ

6,800円/㎡~・費用を抑えたい人
・手入れのしやすさ重視の人

メラミン製キッチンパネル・キッチンパネルでは最安値
・色やデザインの選択肢が豊富

5,000円/㎡~・コスパとデザインを両立したい人
モルタル素材・職人の技による独特の風合いが楽しめる
・耐火性がある

3,000円/㎡~(左官工事含む)・かっこいいキッチンを好み、見た目重視の人
壁紙・初期費用を抑えられる
・防火性能に注意が必要

1,000円/㎡~・布質やデザインにこだわりたい人
・価格重視の人

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キッチンタイル

キッチンタイルは陶器質・磁器質・ガラス質などの種類がある焼き物で、1枚ずつ貼り合わせて施工されます。ほかの壁材にはない高級感のある美しさが特徴です。水に強いため洗面所や浴室の壁材としても人気があります。

キッチンタイルのみの単価は6,500円〜12,000円/㎡前後が目安で、高級感が魅力のガラス製タイルは20,000円/㎡ 以上のものもあります。

メリット・デメリット


種類の豊富さはキッチンタイルのメリットの一つです。さまざまな素材や色、形のものがあり、選ぶ楽しさがあります。高級感のあるガラス製のタイルやアートのような模様が魅力の彫刻タイル、クラッシックな六角形のモザイクタイルなど、自分好みのタイルが見つかるでしょう。

キッチンでは水や油、火を頻繁に使うため、耐水性・耐火性・耐熱性などを備えていることが求められますが、キッチンタイルはすべて備えており機能性も十分です。最近では、防臭や抗菌といった機能を備えたキッチンタイルも販売されています。

キッチンタイルの表面は硬いため、タイルそのものは汚れがつきにくく、掃除がしやすいというメリットもあります。調味料や料理が壁に飛び散ってしまっても、水拭きするだけで汚れが落ちます。ただし、タイルとタイルの継ぎ目である「目地」の部分が汚れてしまうと掃除がしにくく、経年劣化も避けられません。

キッチンタイルは1枚ずつ貼り合わせていくため、キッチンパネルや壁紙と比べると施工費用が高くなります。機能性やデザインにこだわったタイルを選ぶと、費用が想像以上に高くなりがちです。デザイン面だけでなく費用面も考慮して、選ぶ必要があります。

事例①シックな印象のタイルがステンレスの天板にマッチ


シックな印象のタイルがステンレスの天板にマッチした京都府K様邸のキッチン。黒とシルバーのキッチンに、落ち着いたピンクを基調としたミックスタイルがアクセントになり、空間に彩を添えています。

絶妙な色味の繊細なグラデーションが魅力的で、光を反射しさまざまな色合いを楽しめます。

京都府 K様邸

事例②アンティーク調の家具に馴染むモザイクタイル


2種類のキッチンタイルがラグジュアリーでゴージャスな空間を引き立てている愛媛県K様邸のキッチン。


空間を優雅に演出するアラベスク(唐草)を描いた、モザイクタイルの壁面をまるで真珠のようなSICISのモザイクタイルがつなぎ、アンティーク調の家具と馴染んでいます。キッチン側面に施されたキルトのような装飾とその柔らかな輝きにも目を引くキッチンです。

愛媛県 K様邸

ステンレス製キッチンパネル

ステンレス製のキッチンパネルは、耐久性や耐熱性に優れています。飲食店やレストランで目にすることも多いステンレス製キッチンパネルは、安全性も抜群。余計な装飾が一切ないことから、シンプルでかっこいいキッチンのイメージにぴったり。お手入れや掃除のしやすさを重視する人に向いている壁材です。

ステンレス製キッチンパネルは、単価も6,800円/㎡からで、価格を抑えたい人にも向いています。

メリット・デメリット


ステンレス製のキッチンパネルは耐久性や耐熱性が高いだけでなく、お手入れがしやすいのもメリットです。水に強く錆も発生しにくいため、壁を清潔に保つことができます。

ステンレス製キッチンパネルのデメリットとしては、傷がつきやすいことが挙げられます。また、ステンレス製キッチンパネルは色がシルバーのみに限られるため、デザインの自由度が低いことから、こだわりの強い人には味気ないでしょう。

メラミン製キッチンパネル

メラミン製キッチンパネルは耐水性に優れ、汚れにも強い特徴があります。キッチンの壁材として主流になりつつあります。 表面の加工がしやすいのも特徴の一つで、木目調や大理石調、モルタル調などデザインの種類が豊富です。

メラミン製キッチンパネルは、単価も5,000円〜11,440円/㎡前後と幅があります。

メリット・デメリット


メラミン製キッチンパネルは耐久性や耐水性が高く、キッチンの壁面を水はねや油はねから守ってくれるメリットがあります。

デザインの種類も豊富なのでキッチンの雰囲気に合わせて、好みのデザインを選べます。費用を抑えつつ豊富なデザインの中から選べるので、コスパとデザインを両立したい人に人気があります。

キッチンタイルと比較すると、質感が劣るのがデメリットでしょう。

モルタル素材

モルタル素材は、木の家具や観葉植物とも相性がよく、デザイン性が高いのが特徴です。
モルタル素材をキッチン壁材に使用するときには、左官工事が必要になります。左官工事とはモルタルを壁に塗っていく工事のことで、「左官」と呼ばれる職人によって行われます。左官の技術により壁の仕上がりに大きな差が出るため、注意が必要です。仕上がりに強いこだわりのある人は、リフォーム業者やハウスメーカーを探す際に左官の腕前も合わせて確認しておくと良いでしょう。

モルタル素材の費用は、モルタルの種類や施工条件や施工環境、左官の技量などにもより一概には言えませんが、左官工事を含め3,000円/㎡以上でしょう。

メリット・デメリット


モルタル素材と一言で言えど、使用するコテの種類や塗り方によって仕上がりのデザインが豊富で、味わいのある表情を楽しめます。モルタルの塗り方次第で、キッチンの雰囲気を変えられるのも魅力の一つです。なお、モルタル素材には継ぎ目がないため、汚れも溜まりません。

モルタル素材の壁材は耐久性に優れており、定期的にメンテナンスを行うことで長持ちします。耐火性の高い素材でもあるため、万が一火災が発生しても延焼のスピードを抑えられるでしょう。

ひび割れが起こりやすい点には注意が必要で、正しいメンテナンスが必須となります。仕上がりが左官の腕前に左右されることもデメリットと言えるでしょう。イメージ通りの仕上がりにするためには、業者や左官と密なコミュニケーションを取る必要があります。

左官工事が必要なことから、キッチンパネルや壁紙と比べると施工費用が高くなります。初期費用はどうしても高くなってしまいますが、耐久性がある素材のため長期的にみるとランニングコストは節約できるでしょう。

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壁紙

キッチン用の壁紙は、ロール状の壁紙を現場でのり付けして使います。主に4種類あり、塩化ビニール系、繊維系、無機質系、紙系に分かれています。

壁紙のみの単価は、1,000円〜2,500円/㎡前後が目安です。

メリット・デメリット


壁紙の一番のメリットは価格の安さでしょう。価格重視の人は壁紙がオススメです。最近の壁紙は耐久性や耐水性、抗ウイルス性などに優れたものもあり、デザインだけでなく機能面も充実しています。

ただし、壁紙は剥がれたり破れたりと耐久性が低い素材のため、交換にかかる手間やコストを考慮すると長期的には安いとは言えない場合があります。

後悔・失敗しないキッチン壁材の選び方

後悔・失敗しないキッチン壁材の選び方

キッチンの壁材を選ぶときには、まずそれぞれの壁材の特徴やメリット・デメリットを把握しましょう。そのうえで、自分にとって一番重視するポイントは何なのかを考え、優先順位を決めるのがポイントです。

ここからは、後悔・失敗しないキッチン壁材の選び方を解説します。

内装制限を守る


キッチンの壁材を選ぶ際には、仕上げ材料の性能が「準不燃材料」または「難燃材料」のものから選ばなければなりません。建築基準法の「内装制限」によって定められているため、必ず守る必要があります。建築基準法の内装制限とは、燃えにくい素材を内装に使用することで、火災時に延焼や煙の発生を遅らせるための規制です。

たとえば、壁紙では防火性能を表す「防火壁装ラベル」が「不燃材料」または「準不燃材料」となっているものから選ぶようにすると良いでしょう。

内装制限の適用範囲は、キッチン等火気使用室の設置場所や建物の構造、家のある地域、加熱調理器具の種類(ガスコンロなのかIHなのか)などの条件によっても異なります。新築やリフォームの際には、地元の条例に詳しい業者に相談することをオススメします。

価格で選ぶ


キッチンの壁材のコストを抑えたい人は、価格重視で選ぶのも一つの手です。価格の安さ重視の場合、壁紙が最適です。壁紙は単価も安く、施工費用も抑えられます。

手入れのしやすさで選ぶ


毎日使うキッチンだからこそ、手入れのしやすさを重視したい人も多いでしょう。キッチンの壁材を手入れのしやすさで選ぶ場合、ステンレス製パネルがオススメです。

ステンレス製パネルは油汚れや水垢などの汚れにも強く、掃除もラクです。汚れてしまっても、柔らかい布やスポンジに中性洗剤を付けて掃除すると簡単に落とせます。汚れが付きにくく付いても取れやすいことから、ウイルスやカビも抑制できます。

タイル等凹凸のあるものやマットな質感の壁材などは、汚れが隙間に入り込んでしまったり汚れが付着しやすかったりするため、手入れのしやすさを重視する人にはオススメしません。

防水性で選ぶ


水を頻繁に使うキッチンでは、防水性の高さも重要です。防水性の高さでキッチン壁材を選ぶなら、ステンレス製キッチンパネルがオススメです。

ステンレス製キッチンパネルは表面に吸水性がなく、継ぎ目がないため水が侵入することもありません。

デザインで選ぶ


キッチン壁材をデザインで選ぶ場合、キッチンタイルやメラミン製キッチンパネルが最適です。特にキッチンタイルはデザインの種類の豊富さだけでなく、高級感や個性も兼ね備えた壁材であるため、こだわりのある人にオススメです。質感や形状などもさまざまなので、選ぶタイルによってキッチンの雰囲気を変えることができます。

自分の好みだけでなくキッチンのインテリアや調理器具なども考慮して、統一感のあるキッチン空間に仕上げましょう。

優先順位を決めて理想のキッチン壁材を選ぼう

キッチンに適した壁材には複数の種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で、キッチンとの相性や優先順位を決めてキッチンの壁材を選びましょう。

キッチンに合う壁材選びに後悔しないためには、実際に商品を見てみることが大切です。ショールームへ足を運び、質感やデザインを確かめてみましょう。少しでも分からないことや疑問に思うことがあれば、専門知識が豊富なショールームの担当者に相談することをオススメします。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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