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ペニンシュラキッチンの寸法の決め方|使いやすいサイズ・高さは?

開放感とおしゃれなデザインで人気のペニンシュラキッチン。そんなペニンシュラキッチンを導入するのに、最適なサイズや高さが分からなくて困っている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、ペニンシュラキッチンの寸法の決め方を紹介します。一般的なサイズや自分に合う高さの求め方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

INDEX

  1. そもそもペニンシュラキッチンとは?
  2. ペニンシュラキッチンの一般的な寸法
  3. ペニンシュラキッチンの失敗しない寸法の決め方
  4. ペニンシュラキッチンの魅力
  5. ペニンシュラキッチンの注意点
  6. ペニンシュラキッチンの設置事例
  7. ペニンシュラキッチンの寸法はライフスタイルに合わせて決めよう
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ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは、キッチンのどちらか片側を壁に付けたキッチンレイアウトのことです。ペニンシュラは英語で「半島」を意味しており、その名の通り、半島のように突き出したフォルムをしています。

ペニンシュラキッチンのほとんどは、リビング・ダイニングが見渡せる対面式キッチンです。半島部分にシンクやコンロを設置するのが一般的で、調理しながら子どもや家族の様子を見守ることもできます。

ペニンシュラキッチンはカウンターの三方から作業できるため、複数人の作業に向いています。下ごしらえ・調理・盛り付けなどを分担すれば、効率アップにもなるでしょう。リビング・ダイニングの正面にキッチンがあることから、盛り付けた皿をダイニングテーブルに運ぶのもスムーズに行えます。

ペニンシュラキッチンの一般的な寸法

ペニンシュラキッチンの一般的な寸法は、以下の通りです。

  • 間口(横幅):240~270cm
  • 奥行き:75~100cm
  • 高さ:85cm
  • 通路幅:80~140cm
ペニンシュラキッチンは、I型キッチンなど壁付け式キッチンと比較して、奥行きを広くとるのが一般的です。これは対面で作業することを想定したもので、レイアウトの違いが大きく関係しています。

また、間口のサイズは、キッチンの広さ、シンク・コンロの大きさ、通路幅によっても異なります。一般的なペニンシュラキッチンの場合、最低でも間口を180cmは確保した上で、使いやすさに合わせて寸法を決めましょう。ただし、少人数の家庭や料理する頻度が少ない場合は、間口の幅が狭い方が快適に使えることもあります。最終的な判断は、ライフスタイルに合わせて行うようにしてください。

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ペニンシュラキッチンの失敗しない寸法の決め方

ペニンシュラキッチンと一口に言っても、使いやすいサイズは人それぞれです。

ここからは、ペニンシュラキッチンの失敗しない寸法の決め方を紹介します。一般的なサイズを知ることはもちろん、自分に合う寸法を知ることも大切です。新築やリフォーム後に後悔しないためにも、寸法の適切な決め方を学びましょう。

1番のおすすめは実際にキッチンを見ること


キッチンの寸法選びで失敗しないためには、まずショールームへ見学に行くのがおすすめです。一般的な寸法が自分に合うかは、中々判断がつきにくいものです。標準より身長が高かったり低かったりする場合、一般的な寸法が合わないケースも少なくありません。

ショールームでは、実際にキッチンへ立ち、シンクやコンロを触ることができます。展示されたキッチンを体感して、ぜひ自分にぴったりな寸法を見つけてみてください。

間口の寸法


ペニンシュラキッチンの寸法の決め方は、最初に間口のサイズを設定し、その次にシンク・コンロ・作業台など、各パーツの寸法を決めるのが通常の流れになります。

間口は基本的に15cm刻みで規格されており、システムキッチンの場合、寸法は180〜300cmが一般的です。ただし、間口を広く取りすぎると、かえって使いにくくなることがあります。ペニンシュラキッチンの場合は、長くても240〜270cmに収めるようにしましょう。

奥行きの寸法


ペニンシュラキッチンの奥行きは、対面で使うことを考えて広めに設定するのが一般的です。オーソドックスなペニンシュラキッチンの場合は奥行きが100cm程度、スペースが限られたキッチンだと75〜80cm程度とコンパクトに収められていることもあります。

リビング・ダイニング側への水はねを考慮すると、奥行きは80cm以上にするのがよいでしょう。あまり奥行きを広く取ると、リビング・ダイニングスペースが狭くなるので注意が必要です。

ワークトップの高さ


ワークトップ(作業台)の高さは、日本産業規格(JIS)で定められており、80cm・85cm・90cm・95cm(※1)の4サイズから自分に合った高さを選択します。適した高さの求め方は、以下の計算式を参考にしてください。
  • 身長÷2+5(cm)
  • 肘高-10(cm)
高さの合わないキッチンを使っていると、腰痛や肩こりを引き起こすこともあります。快適に作業するためにも、自分に適した高さを把握しておきましょう。

(※1)参考:jisc日本産業標準調査会「日本産業規格A0017」

通路の幅


通路幅の寸法は、スペースの広さや作業人数によって異なります。基本的に人1人が歩くのに必要な通路幅は60cm、物を持っている場合は75cmと言われています。従って、ペニンシュラキッチンの通路幅は、最低でも80cmは確保しておきたいところです。

ただし、80cmの通路幅だと複数人で作業するには手狭になることがあります。2人以上で作業する場合は最低でも90cm、理想は100cm以上あると使いやすさがアップするでしょう。

ペニンシュラキッチンの魅力

ペニンシュラキッチンの魅力

おしゃれなイメージのあるペニンシュラキッチンですが、実際にはどのようなメリットが期待できるのでしょうか。

続いて、ペニンシュラキッチンの魅力を3つ紹介します。アイランドキッチンと比較したメリットも解説しているので、ぜひ新築・リフォーム時の参考にしてください。

開放感のあるキッチンにできる


ペニンシュラキッチンの魅力は、何と言っても開放感があることです。リビング・ダイニングを遮る壁がないため、部屋が広々と感じられます。見た目もすっきりとして、おしゃれな雰囲気になるのも魅力でしょう。

調理中にテレビを見たり子どもの様子を確認できたりするのも、ペニンシュラキッチンのメリットです。また、キッチンからリビング・ダイニングが見渡せるので、1人で作業していても孤立することがありません。家族とコミュニケーションを取りやすいことから、作業しながら会話したい方にも向いています。

対面式の中ではお得に設置できる


ペニンシュラキッチンは、同じ対面式のアイランドキッチンと比べてリフォーム費用が安く済むのも魅力です。相場価格を比較すると、ペニンシュラキッチンの価格相場は60〜280万円、アイランドキッチンは80〜350万円と、ペニンシュラキッチンの方がお得に設置できます。

メーカーや商品グレードによっては、より価格を抑えることも可能です。少ない費用で対面式キッチンを導入するなら、ぜひペニンシュラキッチンを検討してみることをおすすめします。

におい・油はね対策が豊富


対面式キッチンは、開放的であるが故に、においや油はねが居住空間に届きやすいというデメリットがあります。しかし、ペニンシュラキッチンには、そんなデメリットをメリットに変える対策が豊富にそろっています。

おすすめなのが、作業台の前に腰壁を設けることです。腰壁には、油はねや水はねを防ぐだけでなく、リビング・ダイニングから手元を隠すというメリットも期待できます。

他にも、オイルガードを設置する、高機能の換気扇を設置する、空気清浄機を使うなどの対策で、においや油はねをある程度解消することが可能です。

ペニンシュラキッチンの注意点

さまざまな魅力があるペニンシュラキッチンにも、気を付けなければならないポイントがいくつかあります。

ここからは、ペニンシュラキッチンの注意点について3つ解説します。注意点を知っておくと、キッチンを新築・リフォームする際の失敗がぐっと減らせるはずです。導入してから後悔しないためも、ぜひチェックしてみてください。

リビング・ダイニングが汚れる可能性がある


ペニンシュラキッチンは、対策を取らないと油はねや水はねがリビング・ダイニングへ飛び散る可能性があります。壁・カーテン・家具に汚れが付いた場合、シミの原因になるだけでなく、衛生面から見ても良くありません。

腰壁やオイルガードを設置する以外に、作業台の奥行きを広く取ることでも油はねや水はねは解消できます。コンロ・シンクが隠れるように、キッチン用のパーテーションを設置するのも有効でしょう。

におい・煙が部屋に広がりやすい


LDKが一体化したペニンシュラキッチンは、調理中ににおい・煙が広がりやすいデメリットがあります。対策なしに調理をしていると、壁・カーテン・家具ににおいが染み付いてしまうこともあるようです。

中でも、IHクッキングヒーターはガスコンロより上昇気流が弱く、におい・煙が広がりやすい傾向にあります。換気扇を選ぶときは、低い位置からにおい・煙を吸い込むような高機能の商品を選択しましょう。

収納が足りなくなることも


ペニンシュラキッチンは、開放感のあるレイアウトにすると、収納量が少なくなりやすいです。そのため、壁付け型と同程度の収納量を想定していると、調理器具や食器が収納できなくなることがあります。

後悔しないためには、収納量を把握した上で必要な収納スペースを確保することが大切です。ワークトップ下や背面を活用するほか、レンジボード・食器棚・ワゴンなどを設置するのもよいでしょう。この機会に、普段使用しない調理器具や食器を処分することも検討してみてください。

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ペニンシュラキッチンの事例

ペニンシュラキッチンの寸法を決める際は、施工事例を見てみるのも参考になります。

ここでは、トーヨーキッチンスタイルでペニンシュラキッチンを導入した事例を5つピックアップしました。どの事例も使い勝手にこだわった、おしゃれでデザイン性の高いものばかりです。ぜひインテリアやレイアウトにも注目して、チェックしてみてください。

コンパクトでシンプルなデザイン


限られたスペースを上手く活用した、シンプルなペニンシュラキッチンです。作業台の隣にダイニングテーブルを設置して、リビングを広々とした居心地の良い空間に仕上げています。キッチンスペースにダイニングを隣接することで、配膳や後片付けがしやすくなるのもメリットです。

ペニンシュラキッチンは収納不足になりがちですが、こちらは対面側にも収納を設けることで、収納力もたっぷり確保しています。

岐阜県 N様邸

使いやすさを追求したレイアウト


大きな窓と白いカーテンが印象的なLDKです。明るい日差しがキッチンに差し込み、モダンで洗練された美しさを一層引き立てています。

こちらのキッチンの魅力は、使いやすさを考えたレイアウト。作業台には広々としたシンク、背面には業務用加熱機器・システム収納・冷蔵庫を配置しているので、短い家事動線で調理が完結します。料理好きの方にこそ参考にして欲しい、機能性に優れたペニンシュラキッチンです。

K様邸

見せたくないところは隠す


コンロスペースに壁を設けたペニンシュラキッチンです。リビング・ダイニングからコンロが見えないため、汚れが目立ちにくく、作業に集中できるというメリットがあります。掃除が苦手な方や、来客が多い家庭は参考にするとよいでしょう。

作業台の奥行きは105cmと広く、複数人での作業がラクに行えます。コンロ下を有効活用して、リビング側に開き戸の収納スペースを設けているのもポイントです。

香川県 M様邸

カウンターでも食事を楽しめる


キッチンカウンターにチェアを設置して、ちょっとした食事が楽しめる空間に仕上げています。夜はおしゃれなバーとして楽しむほか、椅子に座りながら作業が行えるのもメリットでしょう。

背面は壁一面を収納棚にして、限られたスペースを余すところなく利用しています。たっぷりと収納量があるので、調理器具・食器類・食材ストックもラクにしまえそうです。

長崎県 O様邸

部屋全体がよく見える間取り


木の温もりが感じられる、落ち着きのあるペニンシュラキッチンです。中庭を通して部屋全体がよく見えるため、開放感を感じながら調理ができます。家族と会話したり、庭の緑を眺めたりと、気分転換にもぴったりな間取りと言えるでしょう。

インテリアになじむよう、キッチン扉や背面を木目調にしている点にも注目したいところです。家族が集まって仲良く談笑できるような、団らんが楽しめる空間に仕上がっています。

岡山県 MK-HOUSE

ペニンシュラキッチンの寸法はライフスタイルに合わせて決めよう

ペニンシュラキッチンは、自分に合わせた寸法を選ぶことが重要です。一般的な寸法を知ることはもちろん、使いやすいサイズや高さを知ることが、快適なキッチンづくりの近道になります。

どのサイズが合うか分からないときは、ショールームへ行ってみてください。不安なことも、プロの担当者に相談すれば適切なアドバイスがもらえます。ぜひ料理が楽しくなるような、素敵なペニンシュラキッチンを実現させましょう。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

トーヨーキッチンスタイルニュース
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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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