期間2023年9月18日まで ショールーム来館予約キャンペーン WEBで来館予約頂いた方へご来館時に先着でプレゼントを差し上げます

キッチンパネルとは?おすすめの素材や張り替え方法を解説

キッチン周りの壁面に設置するキッチンパネル。毎日火や油などを使用するキッチンの壁には、適したキッチンパネルが必要です。しかし、経年劣化でどうしても不具合が出てきてしまうため、汚れやくすみが気になった際は交換が必要になります。また、他にもコンロやレンジフード、天板などの設備も同じタイミングで見直してみてはいかがでしょうか?

この記事では、さまざまなキッチンパネルの素材と特徴から張り替え方法、その他に見直すべきポイントについて紹介します。

INDEX

  1. キッチンパネルとは?
  2. キッチンパネルに使われる素材・特徴
  3. キッチンパネルのタイル・シートとの違い
  4. キッチンパネルの張り替え方法
  5. キッチンパネルの交換に合わせてキッチンで見直すべきポイント
  6. キッチンパネルを張り替えて理想の住まいを完成させよう
もっと見る
理想のキッチンが見つかるキッチンショールーム 実際の製品の中からスタイリストがキッチン探しをお手伝いいたします。ショールーム一覧はこちら

キッチンパネルとは?

キッチンパネルとは、キッチン周りの汚れやすい部分の壁に取り付けるパネルのことを指します。熱を発するコンロ周辺には、壁の耐火性や油への耐汚染性を強化するためにキッチンパネルが必要です。

素材にもさまざまな種類があるので、それぞれの特徴を知り快適なキッチン環境を作りましょう。

コンロ周りに貼り付ける耐油・耐熱性のシート


キッチンパネルは耐油・耐熱性があるため、手軽にコンロ周りの模様替えができ便利です。

今では壁紙を活かして目立ちにくい透明なシートから、ガラッと印象を変えるタイルや大理石などのシートまで、豊富なデザインやカラーのシートから選べるのが人気を集めている理由です。

もちろんデザイン性だけではなく、油などの汚れや火の粉がかかっても燃焼や延焼を防ぎ、お手入れも簡単に済むので、キッチン周りを清潔に保つ機能性に優れています。

汚れ・くすみが気になったら交換タイミング


キッチンは汚れやすい環境なので、どうしても日々の汚れが溜まっていってしまいます。そのため汚れが落ちにくくなったり、色がくすんで見えるようになったら、キッチンパネルを交換するタイミングです。

理想のキッチンが見つかるキッチンショールーム 実際の製品の中からスタイリストがキッチン探しをお手伝いいたします。ショールーム一覧はこちら

キッチンパネルに使われる素材・特徴

キッチン周りには欠かせないキッチンパネルですが、素材によって機能性やデザイン性が異なります。そのため、ご自身と家族にとって何を優先させたいのか検討してみましょう。

ステンレス


ステンレスのキッチンパネルは熱に強く、耐食性に優れ長持ちし、お手入れがしやすいのが特徴です。ある程度の汚れであれば、中性洗剤で落とすことができるのがメリットと言えるでしょう。レストランや飲食店でも最もポピュラーなので、安全性の高さも保証されています。

ただし、見た目が少し無機質でやや冷たい印象を感じることもあるかもしれません。シンプルでスタイリッシュな空間を目指したい方に好まれる素材ですが、ダイニングやリビングとの調和を考慮することが必要です。

また、気になるマグネットが付くかどうかですが、ステンレスにはマグネットが付くタイプと、付つかないタイプがあります。必要な方はその点にも気をつけましょう。

ホーロー


ホーローとはアルミや鉄などの金属素材の表面にガラス質の釉薬を塗布し、高温で焼成した素材のことです。ホーローのキッチンパネルは熱や汚れ、傷に強く、高級感が出ることが特徴です。金属のデメリットである傷のつきやすさをカバーしています。

しかし、費用が高めなことがデメリットと言えるでしょう。タイルほどではないですが、他の金属素材やのちに紹介するメラミン化粧板よりは高額になるケースが多い傾向です。

また、ホーローはマグネットが付くので壁面収納なども可能です。

アルミ


一見ステンレスのように見えるアルミは、ステンレスと同様に熱に強く、商品によっては傷に強いものも販売されています。アルミは光を反射するという特性があるため、キッチン全体を明るい空間にすることができます。

一方で、直射日光が当たるキッチンでは反射した光が眩しく感じられることもあるので、キッチンの設置環境によっては設置に注意が必要です。

また、アルミは残念ながらマグネットが付きません。検討している方は注意しましょう。

メラミン化粧板


現在主流になりつつあるのが、メラミン樹脂を使ったメラミン化粧板です。 耐水性、耐久性が高く手入れがしやすいのが特徴で、メリットには安価でデザインやカラーバリエーションが豊富なことがあげられます。費用が安く、表面が加工しやすいため、木目調や石目調といったデザインが選択できるのも大きな魅力となっています。

ただし、天然の素材と比べると質感が劣って見えるのがデメリットといえるでしょう。

また、メラミン化粧板は商品によってマグネットが付くかどうかが異なります。検討している方は注意しましょう。

キッチンパネルのタイル・シートとの違い

キッチンの壁はキッチン空間の中でも目に入りやすく、面積が大きいのでガラッと印象を変えることができます。また、キッチンパネルの他にも、タイルやシートを用いてもおしゃれな雰囲気にしたり、機能性を高めることができのでおすすめです。

DIYやこだわりがある方にとっては、既存のものから選ぶより好みのタイルやシートを見つけた方が早く、費用も抑えられるのではと考えるかもしれません。ここからはタイルとシートの特徴について紹介します。

キッチンパネルとタイルの違い


タイルは海外のキッチンで使用されていることが多く、憧れている方も多いのではないでしょうか。デザインやカラーバリエーションが豊富なので、より自分の好みに合ったキッチン空間を作ることが可能です。

タイルのデメリットはキッチンパネルと違って、目地が汚れやすいこと、ひび割れしやすいこと、価格が高めなことがあげられます。

一般的に複数のタイルを使って壁に貼り付けるため、どうしても目地ができてしまいます。
目地の汚れはつきやすく目立ち、掃除する際には手間がかかってしまうので、綺麗好きな方でないとメンテナンスが大変かもしれません。

ただ、今では目地の汚れがつきにくい商品も販売されているのでこういったものを使うことでデメリットを解消できる場合もあります。また、頑丈ですが柔軟性に欠けるため衝撃に弱く、ひび割れしやすいこともあげられます。

他にも、キッチンパネルの施工は手間がかからないので費用が抑えられますが、タイルは1枚1枚貼り付けるため施工費用が高額になるのが一般的です。

シートとの違い


100円ショップでも手に入る、キッチンシートは貼るだけなので素人でも簡単に取り付けできるのが特徴です。年季が入ったキッチンでも傷や汚れを隠せるため便利です。

耐熱・耐油性のあるキッチンパネルに比べて、安価で手軽に利用することができます。

シートの多くは裏側が粘着シールになっているので、別で接着剤やローラーを使わなくても簡単にできるのもメリット。中には弱粘性のシートもあるので、賃貸物件に住んでいる方にもおすすめです。

デザイン性だけでなく、防水や耐熱など機能性も優れているものもありますが、中にはそういった機能がないものもあるので注意しましょう。

キッチンパネルの張り替え方法

キッチンパネルの張り替え方法

キッチンパネルの張り替えには、DIYで自分で行うか業者に依頼するかの2つの方法があります。必要な資材や道具を揃え、かなりの注意点に気をつければ、自分で張り替えすることが可能です。そのため、腕があり、少しでも費用を抑えたい方には向いているでしょう。

ここからは、DIYする際の方法や注意点と業者に依頼する方法に分けて、まとめていきます。

DIYで自分で交換する


キッチンパネルを張り替えるのに必要な資材は大きく分けて3つあります。

  1. 本体のキッチンパネル

  2. キッチンパネル施工用の接着剤

  3. ジョイナーやコーキング


綺麗に見栄え良くするために使用するもので、さらにコーキングの際にはマスキングテープが必要になります。あとは、サイズを測るスケールや切断するためのアクリルカッターや丸のこや、壁との隙間を埋めるコーキングガンが必要です。

工程としては、サイズに合わせてキッチンパネルを切断し、貼り付ければ完成です。しかし、それぞれの工程で注意点やポイントがたくさんあります。たとえば、貼る壁を整える際にはフラットな状態に見えても経年劣化によって浮きや剥がれがのちに起こる恐れがあります。

中でも一番難しいのは、キッチンパネルを貼り付けるとき。接着剤が固まる10分〜20分以内に完了していなければなりません。さらに、やり直しが効かないので、一度で正確に行う必要があります。

失敗したらどうしたらいい?


速やかに業者に現状を伝えて、指示を仰ぎましょう。処置が早ければ早いほど、その後のリスクを最小限に抑えることができます。

キッチンパネルに水栓やガス栓がある場合、事前に取り外しが必要になります。その際に上手くできていなかった場合にはガス漏れなどの重大な事故を引き起こす可能性もあります。

そのため、事故や怪我がないようにだけは細心の注意が必要です。心配なことがある場合は、事前に十分に調べるか業者に相談してみましょう。

リフォーム業者に依頼する


先ほど紹介したDIYの注意点の他にも、気をつけるポイントがたくさんあります。大がかりな作業で、時間と労力がかかるのを覚悟しなければなりません。貼り付けた後に隙間やズレが生じた場合、そこから下地に水や油がついて駆体部分を傷めてしまう可能性もあります。

難しそうだと感じた場合は、リフォーム業者に依頼するのがおすすめです。キッチンパネルだけなら、工期は半日前後で終わります。同時にキッチン交換や壁の張り替えを行う場合は、約2日〜4日かかります。

手間、時間、費用を踏まえてDIYするのか、業者に依頼するのか検討してみましょう。

理想のキッチンが見つかるキッチンショールーム 実際の製品の中からスタイリストがキッチン探しをお手伝いいたします。ショールーム一覧はこちら

キッチンパネルの交換に合わせてキッチンで見直すべきポイント

キッチンパネルを張り替えると、他のキッチン周りの設備も気になるところ。同時に見直すことでキッチン全体を快適に、統一感ある空間に仕上げることができます。中でも汚れやすいコンロやレンジフード、天板(ワークトップ)の3つに分けて見直すべきポイントをまとめていきます。

コンロ


ガスコンロの寿命は、使う頻度により異なりますがおよそ10年〜15年といわれています。多少火が付きにくくなっていたり、火力が弱くなったりと感じながらまだ使えるからと安易に考えていると、思わぬトラブルに見舞われ大変危険です。

製造から10年以上経過した機種では、交換部品の生産が終了していることが多いため、ガスコンロを丸ごと交換する目安になります。もちろん10年経っていない場合でも、異変を感じたらメンテナンスを早め早めに行いましょう。

ガスコンロの劣化で一番恐ろしいのは、ガス漏れからの火災です。自宅だけでなく近隣住宅にも被害が及ぶ可能性があるので、何か異変を感じたら速やかに業者に依頼しましょう。

レンジフード・換気扇


レンジフード・換気扇の交換時期の目安はおよそ8年〜10年と言われています。こまめに掃除をしていても、劣化は避けられないため交換時期以上に使用していると不具合が生じやすくなります。

レンジフードから異音がする、スイッチを入れても反応が遅い、回らないなどの兆候がみられたら速やかに使用は中止しましょう。またレンジフード・換気扇の交換では、内部のモーターやスイッチ部分のみの交換で済む場合もあります。もし異変を感じた場合は、どこに不具合があるのか業者に相談してみましょう。

天板(ワークトップ)


キッチンの大部分を占める天板(ワークトップ)の交換時期はおよそ15年と言われています。毎日使用する箇所なので傷がつきやすく、劣化が早い部分です。重たいものを落として欠けていたり、凹んでいたり、コーティングが剥がれていたり、サビがついていたりするなどの箇所があれば交換を検討しましょう。

傷や凹みの部分に付着した菌やサビが広がってしまうと、食事を置く環境としては衛生的にふさわしくありません。もし気になる箇所があれば、交換を検討してみましょう。

キッチンパネルを張り替えて理想の住まいを完成させよう

サイズや素材によりますが、キッチンパネルの張り替えにはおよそ10万円以内に収まることが多いです。それぞれの素材の機能性、デザイン性、価格を考慮して自分や家族にとって何が優先なのか明確にし、理想のキッチンパネルを探しましょう。

少しでも汚れやくすみが気になる場合は、他のキッチン設備を含めてプロのいるショールームへ相談に行くことをおすすめします。

全国ショールーム一覧

ショールーム一覧 実際の製品の中からスタイリストがキッチン探しをお手伝いいたします。ショールーム一覧はこちら
トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

トーヨーキッチンスタイルニュース
編集部

トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

関連記事

アイランドキッチンとは?メリット・デメリットや選び方、価格など事例付きで解説
TIPS 24.06.01(Sat)

アイランドキッチンとは?メリット・デメリットや選び方、価格など事例付きで解説

【2024年版】システムキッチンのおすすめランキング|選び方・注意点も解説
TIPS 24.05.01(Wed)

【2024年版】システムキッチンのおすすめランキング|選び方・注意点も解説

【2024年版】アイランドキッチンの人気ランキング|iNO、BAY、BAY CUBEなどがランクイン
TIPS 24.05.01(Wed)

【2024年版】アイランドキッチンの人気ランキング|iNO、BAY、BAY CUBEなどがランクイン

【2024年最新】キッチンの人気シリーズ7選|特徴や事例についても徹底紹介
TIPS 24.04.03(Wed)

【2024年最新】キッチンの人気シリーズ7選|特徴や事例についても徹底紹介

全ての記事を見る
ショールーム

SHOWROOM

ショールームのご予約はこちら

間取りやご予算、くわしくご相談されたいお客様には、ご来館予約をおすすめしています。インテリアだけふらっとご覧になりたいなど、ご予約なしでもお気軽にお立ち寄りください。

メールニュースの
ご登録はこちら

インテリアのトレンド、海外ブランドの最新コレクションやショールームのイベント情報が
届くメールニュース、特別イベントへの応募など特典が満載。