新築・リフォームをして新しい生活を迎えるにあたり、家具の新調をお考えの方も多いかと思います。最近では、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)のオープン化が進み、各空間が密接に関係するようになっています。そのため、LDK全体を一つの調和の取れた空間としてトータルコーディネートすることが求められています。
そこで今回は、トータルにインテリアコーディネートを考えていくためのポイントや、実際の納品事例をご紹介します。お客様の新しい住まいがどのようにして一層魅力的な空間になるのか、そのコツを詳しくお伝えいたします。
INDEX
家全体のインテリアコーディネートを考えるとき、まず何から始めるべきか悩むことが多いでしょう。多くの場合、「キッチン」から決定するのが一般的ですが、これには明確な理由があります。
キッチンは設置後の変更が容易ではない家の一部であると同時に、生活動線の中心でもあります。料理をする、配膳して食事する、くつろぐといった日常のほとんどの動きはキッチンを経由します。さらに、アイランドキッチンの場合はキッチンを部屋の中央に配置するため、まずはキッチンの形状やデザイン、素材やカラーを決めることが、インテリアのトータルコーディネートを進める上で最も重要なステップとなります。
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オーナーズボイスVol.14 F様邸 後編
その上で、ある程度インテリアのテーマを決めておくことが大切です。テーマが決まることで、選択に一貫性が生まれ、全体の調和が取れやすくなります。テーマを決める際には、旅行先のホテルで見かけた素晴らしい内装の写真を残したり、雑誌やSNSで気に入った投稿を保存しておくと、自身の好みが明確になっていくでしょう。
もちろん、近年ではソファやテーブルなど身近な家具を中心にインテリアをコーディネートするケースも増えています。これにより、個々のこだわりが反映されたユニークな空間が生まれます。正解は一つではなく、個々のライフスタイルや好みに応じて柔軟に考えていくことも必要です。
新築やリフォームを計画する際、多くの方がテーブルやソファについては家の完成間近になってから考え始めます。しかし、これではテーマがバラバラになったり、家具のサイズやそれぞれを繋ぐ動線が考えられていない、ミスマッチな空間が生まれるリスクがあります。
実際には、テーブルやソファをキッチンと同時進行で考えることが理想的です。キッチンは家の中心であり、生活の動線や家族の集まる場として重要な役割を担っています。このため、キッチンのデザインと調和したインテリアを同時に考えることで、統一感のある美しい空間を作り上げることができます。
キッチンとインテリアを同時進行で考えることで、ご自身のライフスタイルや好みに合った理想の住まいを実現することが可能になります。
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オーナーズボイスVol.6 岡村様邸
前述のように、新築やリフォームの際、キッチンとインテリアを同時に計画することが、理想の空間を実現するための鍵となります。
キッチンを設置した後に空いている空間を埋めるように家具を選ぶのではなく、住宅の間取りと同じように、どう過ごしたいかを考えて、キッチンと家具の配置やサイズを選ぶことで理想の住まいが叶います。新築やリフォームはそれを実現する絶好のチャンスです。
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オーナーズボイスVol.13 I様邸
キッチン・家具のサイズや配置を検討する際には、LDKを繋ぐ動線や通路スペースを考慮して選ぶことが重要です。家の完成間近に家具を考え始めると、選べるサイズやデザインが限定されてしまい、理想の家具が見つかっても採用できないことがあります。そうならないように、注意が必要です。
特に、海外製インテリアを採用する場合、納期が重要なポイントとなります。輸入製品の場合、納期が半年から一年近くかかることも珍しくありません。キッチンよりも納期が長くなるため、早い段階で計画を進めておかないと、理想の家具を手に入れられなくなる可能性があります。これも、キッチンとインテリアを同時進行で考えるべき大きな理由の一つです。
ルナムソファ(Kartell イタリア製)
アルドラソファ(moooi オランダ製)
トーヨーキッチンスタイルが手掛けたトータルコーディネートの実例をいくつかご紹介いたします。これらの事例は、いずれの物件も決めたテーマに合わせて、キッチンと家具を早い段階から一緒に検討することで、理想の暮らしを実現されたお客様の納品事例です。
まず最初にご紹介する実例は、眺望が素晴らしいロケーションの中での過ごし方をテーマに新築された住宅です。ソファの形や配置については、計画当初から決めており、LDKで過ごす際にご家族の視線が自然と交わるようなキッチンとダイニングの配置を考慮し、存在感がありながらもスムーズな動線が描ける家具の配置を念頭に計画が進められました。
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オーナーズボイスVol.18 沖縄県 矢澤様邸
続けてご紹介するのは、当初は白色をテーマにインテリアコーディネートをお考えいただいていたお客様でしたが、ショールームに複数回ご来館いただく中で、家具を一緒に選ぶことの重要性や、色彩を取り入れる楽しさに共感いただき、最終的にブルーグレイ色のソファと鮮やかなモーイカーペットをご採用いただきました。白色を基調とした空間に、アクセントとなるソファとカーペットが映え、ラグジュアリーな雰囲気に仕上がりました。
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東京都I様邸
トータルコーディネートを考えるにあたり、カラーをテーマにインテリアコーディネートを計画するのもおすすめです。紹介する事例は、ショールームで一目惚れされたオレンジのキッチンを中心に家具をコーディネートされたリフォーム実例です。
このように、カラーで統一感を演出されたり、他には、素材、形、ブランドを揃えることでテーマを明確にしたり、コーディネートの仕方は人それぞれ。まずはご自身の好きな物を振り返り、一貫性を持って選択していくことで、理想とする空間が実現します。
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オーナーズボイスVol.21 中華料理の達人 菰田欣也シェフ
キッチンとダイニングのデザインを統一することで、五感を刺激する感度の高いトータルコーディネートを実践された事例をご紹介します。当初、ダイニングテーブルを目的にショールームにご来館されたお客様は、そのテーブルに合わせて、チェアやソファ、収納を選択しました。さらに、テーマを揃えて、テーブルと同じイタリア・ヴェネツィアのガラス工房でハンドメイドで製作されているキッチンを選択されました。トーヨーキッチンスタイルのショールームでは、キッチンとインテリアをコーディネートした空間展示が行われているため、住まいのイメージを湧かせながら、キッチンとインテリアを選ぶことができます。
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オーナーズボイス Vol.20 K様邸別荘
トーヨーキッチンスタイルの全国のショールームでは、理想の暮らしを体感できます。
ゆったりとした空間で、キッチンを中心に世界中からセレクトされたインテリアをトータルコーディネートしており、お客様が実際に見て触れて、その魅力を感じられる場所です。
トーヨーキッチンスタイルでは、様々な形状のキッチンや多種多様なインテリアを取り揃えており、特に「ゼロ動線」の機能性と美しさを兼ね備えたアイランドキッチンは一見の価値があります。お客様のライフスタイルや好みに合わせて、具体的なイメージを膨らませることができるように工夫されています。
是非、お近くのショールームにお越しいただき、トーヨーキッチンスタイルのトータルコーディネートが生み出す理想の空間を体感してみてください。
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