「2001年、私たちが日本で初めて本格的なアイランドキッチンを発表してから、早くも20年以上が経ちました。あの頃、キッチンは『調理をする設備』として独立していましたが、私たちは違う未来を描いていました」
そう語るのは、トーヨーキッチンスタイル取締役社長の清本英嗣。家族が自然に集まり、会話が生まれ、暮らしの中心となるキッチンの姿を描き続けてきました。以来、多様化する現代の暮らし方に寄り添いながら、疲れにくい「ゼロ動線キッチン」の開発に取り組み、新しいLDK空間のあり方を追求し続けてきた当社。そして今、その挑戦は新たなステージへと進んでいます。
動画では、社長自らが「ゼロ動線空間」誕生の背景と、これからの暮らしに対するビジョンを詳しく語ります。
デジタル技術が私たちの生活を便利にする一方で、家族間の自然なコミュニケーションは減少しています。コロナ禍を経験した今、健康や食への関心はかつてないほど高まり、家庭の食シーンはより多様で豊かなものへと変化しました。
同時に、都市部を中心にLDKのワンルーム化が進む現代。限られた空間の中で、いかに効率的な生活動線を確保し、家族それぞれが快適に過ごせる環境を作り出すか——これが私たちに託された大きな課題です。
革新は素材からも生まれます。私たちの新しい挑戦が、ステンレスの概念を覆す〈iNOキルトマット〉です。
2017年に発表した鏡面仕上げの〈キルト〉は、ステンレス特有の冷たい印象を和らげ、光の映り込みを美しく活かすデザインとして、多くのお客様から愛され続けています。
そして今回、その質感をさらに進化させました。
マット仕上げによって実現したのは、より温かみと柔らかさを感じられる、まったく新しい表情です。金属でありながら、まるで上質な布のような質感を纏うステンレス—この一見矛盾する挑戦は、開発に長い年月を要しましたが、私たちが大切にする「暮らしに寄り添うデザイン」への揺るぎないこだわりが、ついに形になった製品なのです。
トーヨーキッチンスタイルの強みは、キッチンから始まり、LDK空間全体を一つのブランドビジョンでトータルデザインできることにあります。ゼロ動線空間とiNOキルトマットは、その強みをさらに進化させ、新しい時代の暮らしに応える提案です。
私たちはこれからも、「調理・食事・くつろぎ」という暮らしの核となる行為を、美しく機能的なひとつの空間に融合させていきます。そして、これまでにない豊かなライフスタイルを、日本中の家庭にお届けしていきます。
キッチンから始まった私たちの旅は、暮らし全体をデザインする新しい章へと続いています。
トーヨーキッチンスタイルのショールームでは、ゼロ動線空間とiNOキルトマットを実際にご体験いただけます。新しい暮らしのかたちを、ぜひお確かめください。
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