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オーナーズボイスVol.33 K様邸

受け継いだ地に輝く、ゴールドのゼロ動線キッチン

憧れの「ゼロ動線キッチン」を主役に据え、空間全体をコーディネートしたK様邸。
和の趣とゴールドの輝きが、暮らしに心地よさをもたらしています。
キッチンを中心に広がる日常の楽しさと心のゆとりについて、奥様にうかがいました。

受け継いだ地に輝く、ゴールドのゼロ動線キッチン

受け継いだ地に描く、気の流れのよい暮らし


かつて築100年近い母屋と別棟が立ち並んでいた地に、新たな住まいを築いたK様ご夫妻。
きっかけは、長く母屋にお住まいだったご両親のご逝去でした。
愛着ある土地の記憶を受け継ぎながらつくり上げたのは、現代的なエッセンスの中に旧家の建具や意匠を随所に生かし、さらに風水の考え方を取り入れた端正な住まいです。
「前の家は、大正時代からある日本家屋でした。
お寺のようだと近所の方にいわれるほど木々に囲まれた家でしたが、風水的には欠けや凹凸が多くて。
そこで今回は、和をベースに気の流れのよい家にしようと、設計士さんにこちらの思いを伝え、忠実に再現していただきました」と奥様。


そんな新居に据えられたのが、トーヨーキッチンスタイルのアイランド型モデル「iNO Q-LAND」。
木の質感に映えるゴールドの存在感が、空間の象徴となっています。

憧れを確信に変えた、ゴールドのゼロ動線キッチン


実は、奥様がトーヨーキッチンスタイルを知ったのは、かなり前のこと。
「まだ独身だった頃に雑誌で見て、将来、こういうキッチンのある家で暮らせれば幸せだろうなと思っていました。
その頃は漠然とした憧れでしたから、家づくりがスタートするまではショールームに行ったこともなかったんですよ」

そう語る奥様がご主人とともに、はじめて東京ショールームを訪れたのは、2022年の春。
ほかにはないデザインを実際に見て、これまでの漠然とした思いが確信に変わったと話します。
「実物を見るまでは、ここのキッチンは自分たちより、もう少し若い世代向けかなと感じていました。
けれど、ショールームのスタイリストさんからお話をうかがい、ゼロ動線キッチンについて知るうちに、いや、決してそんなことはない、もうこれ以外には考えられないと思いました。
しかも、ゴールドのキッチンは和の意匠にも調和しそうで、ひと目で気に入ってしまいました」

ゼロ動線キッチンとは、調理をする際のムダな動線を極力減らしたトーヨーキッチンスタイル独自のキッチンのこと。
「洗う」「切る」「盛る」といった一連の調理作業をシンク内で完結する『パラレロシンク』によって、シンクとコンロの距離を最小限に近づけることで横移動のロスをなくし、作業効率を高める工夫が施されています。

日常の食を大切にする奥様は、見た目のよさとともに、こうした機能性の高さに納得。
シンクとコンロを分けた並列プランで検討していた設計を、急きょ、アイランド型のゼロ動線キッチンへと仕様変更することにしたといいます。

「結局、ほかのメーカーのキッチンは一切見ませんでした。
いろいろ見過ぎると決められなくなってしまうし、私の場合、第一印象でこれだと思ったものが後々一番よかったという経験がとても多いので」

奥様の直感どおり、抑制の効いた輝きが気品を感じさせるゴールドのキッチンは、キッチンとリビングを間に設置された格子の引き戸とも見事に調和しています。

調理機器はガスとIHを併用し、それぞれの上にフードを設置。360度回転可能なゼロ動線水栓が、キッチンの作業効率が格段にアップ。

朝はキッチン、夜はテラス。時間によって場所を変える楽しみ


暮らしのシーンを広げてくれたのが、「iNO Q-LAND」のカウンタースペースです。
「奥行きのあるカウンターなので使いやすく、毎日、朝食はキッチンで食べています。
ですから室内にはダイニングテーブルを置かず、部屋を広々と使えています」と奥様。

では、夕食はどちらで? と伺うと、奥様は外を指さして、にっこり。
見ると、木の質感を生かした奥行きのあるテラスに、トーヨーキッチンスタイルで購入したという、カルテルのアウトドアテーブルとチェアがゆったりとコーディネートされています。
「軒下にダウンライトをつけているので、夜、このテラスで食事をすると、とても雰囲気がいいんです。
椅子の座り心地もよくて、長時間座っていても疲れません。
友人とここで食事をすると、時間があっという間に過ぎていきますね」

時間によって食事の場所を切り分けるという発想は、旅館やホテルでの体験を参考にしたという奥様。
「以前、シャワーブースからテレビが見えるホテルに泊まったことがあり、そのときの新鮮な感覚から、暮らしの質を高める工夫は大切だと思うようになりました」

お気に入りの屋外ダイニングでは、時にキャンドルを灯すなどして食事を楽しむのだそうです。

住まいを整えていくプロセスも、楽しみたい


完成した住まいは、ただ新しい器というだけではありません。
「ゴールドのキッチンに合わせて、壁や天井の色を少し黄色っぽくしました。
ですから、部屋の主役は本当に、このキッチン。
木製品と調和しやすい品のいいゴールドだったので、家具や照明とも自然に調和して、空間にまとまりが生まれました」

設計段階からの工夫として、火や水を使う場所は風水に沿って整えつつ、家具や色合いは自分たちの“好き”を優先。
結果として、自然体で居心地のよい住まいが完成したのです。

今、新しい家で暮らし始めて数か月。
日常の時間の使い方にも変化があったと奥様はいいます。
「以前は作業が終わったらすぐにキッチンを離れていましたが、今はソファに座っているよりキッチンに長くいる気がします。
ワインを飲みながら料理したり、ラジオを聴きながらスマホで用事を済ませたり。
もともと料理が好きなこともあって、今や拠点は完全にキッチンですね」

カーテンや照明選びなど、暮らしまわりの整備は現在も継続中。
その揃っていく過程も楽しみだと奥様は話します。

受け継いだ土地に生まれた新しい住まいは、奥様の思いを受けながら、いっそう成熟していくことでしょう。

センスが息づくK様邸。上階の寝室には、姿見と収納を兼ねた「ミラー015ボックス」(中)を、照明は人気の高い「クランカー」(左)をチョイス。洗面には三面鏡としても活躍する大容量収納の「ミラー026」(右)を設置。

[採用アイテム]
ゼロ動線キッチン
iNO Q-LAND (IVALO・ゴールド)
サイズ:W185/D180/H95cm
シンク:パラレロシンク
取手:ローレット25
ワークトップ:チタン
加熱機器:ガゲナウ
食洗機:ガゲナウ
オーブン:ミーレ
水栓:ゼロ動線水栓、シャワー付シングルレバー混合水栓
レンジフード:UFOフード(チタン仕上げ)

収納:並列カウンターユニット、 電動リフティングウォール

インテリア
照明:クランカーバーL100ナチュラル
スツール:オンダスツール
椅子:スマトリックアウトドア(Kartell)
テーブル:グロッシーアウトドアオーバル(Kartell)
鏡:ミラー026、ミラー015ボックス

[プロフィール]
K様ご一家のアイドル、チワワのロイくんとノアちゃん兄妹。元気いっぱいのやんちゃなお兄ちゃんと、甘えん坊でおっとりした妹。対照的な性格ながら大の仲よしで、キッチンまわりのゆったりした空間を元気に駆け回っています。

(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)

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