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オーナーズボイスVol.34 京都府M様邸

“片付けたくなる”オープンキッチンがつくる、新しい日常

子どもたちが独立し、暮らしをリノベーションしたM様ご夫妻。
白い床に輝きを添えるステンレスのキッチンは、見た目の美しさだけでなく、
自然と“きれい”を保ちたくなる機能が備わっていました。
その力が、キッチンを中心にした新しい日常をつくり出します。

“片付けたくなる”オープンキッチンがつくる、新しい日常

白い床に映える、ステンレスの輝きを求めて


今回訪ねたのは、京都市中心部のマンションで暮らす、M様ご夫妻の住まい。
「子どもたちが独立したこともあり、これまでとは違う趣の空間にしたいと思い、購入と同時にリノベーションをしました」と奥様は話します。
その際、こだわったのは床。
従来、木目調の床に親しんできたという奥様は、床を白いタイルにすることで、明るくモダンな空間づくりを希望。
そして、その床に調和する存在として選ばれたのが、トーヨーキッチンスタイルの「ゼロ動線キッチン iNO」(以下、iNO)です。
ステンレスのキッチンに的を絞って探す中、ネットで見つけてご主人と一緒にショールームを訪れた奥様は、「素敵!」と、ひと目で「iNO」に心を奪われたそうです。

「家具のように脚がついていてロボット掃除機がスムーズに入りそうなこと、そのため床下に空気がこもらないこと、シンクの大きさと多機能性……等々、見た目の美しさとともに、機能面にも強く惹かれました」と奥様。
「特に、私は掃除が苦手なので、苦手なことが少しでも快適になるような仕様に心強さを感じました」

一方、ご主人は「キッチン選びは妻にお任せでした」と話しますが、ほかではないスタイリッシュなデザインと機能性にはご主人も納得。
おふたりの気持ちが揃ったことで、キッチン計画は「iNO」一択で進んでいったと話します。

動かせないパイプスペースを、デザインに変えて


“これまでとは違う、モダンでオープンなキッチンに!”
そう考える奥様にとって、最大の課題は、キッチンを囲っていた壁でした。
もともと、新居のキッチンは独立型。
その壁の一部はパイプスペース(以下、PS)となっており、取り払うことができないことがわかったのです。
「そのため、当初はPSを避けて、今より小ぶりなキッチンを検討しましたが、やっぱりオープンキッチンの開放感を諦めきれませんでした」と話す奥様。
最終的にはPSは残しつつ、それを覆っていた壁を壊し、幅184cmの「iNO」を設置したといいます。

残したPSは、トーヨーキッチンスタイルと相談のうえ、あえてキッチンの一部として組み込むことに。
その際、配線はPSにまとめて収め、まわりを壁で囲みました。
さらに壁紙の下にマグネットシートを仕込み、ラックなどを取り付けられるようにして、日常の使い勝手を高めています。
制約を逆手にとり、デザインと機能を両立させたのです。

「新居のキッチンは絶対開放的にしたかったので、実現できてうれしいですね。
壁を見ながら料理をするのは、やっぱり寂しいですから」と奥様。

さらに奥様の希望でキッチンのカウンターをリビング側に延長し、そこにトーヨーキッチンスタイルで人気のキッチンスツール、「オンダスツール」を組み合わせました。
食事をカウンターで済ませることができるので、これならダイニングテーブルを置かなくても問題なし。
リビングが広々と使え、配膳や片付けもカウンター上で完結します。

ちなみに、このカウンターはご主人の指定席。
帰宅後に腰を下ろし、奥様と向き合って食事を楽しむ姿は、日常の風景となったそうです。

“きれい”を保ちたくなる、不思議な力の理由とは?


奥様は話します。
「最初は、オープンキッチンだと、ついカウンターにものを置いたりして、ゴチャゴチャするかもと思ったんです。
でも実際はそうならず、すぐに片付けてしまいます。
キッチンの美しさを保ちたいという気持ちが自然に働くんでしょうね。
不思議ですよね、掃除が苦手な私がそうなるんですから」

その理由の一つとして挙げられるのが、豊富な収納力といえるでしょう。
M様邸では、キッチンの後ろに、キッチンと高さと扉カラーを揃えた引き出しタイプの収納を設置。
その分、吊り戸棚をなくし、洗練された印象と優れた収納力を両立しています。
「後ろの引き出し収納には、食器や調理道具のほか、本や充電器類などリビングで使う細々したものも仕舞っています。
それでもまだ余裕があるので、引き出しの中で雑然とならず、出し入れしやすいんです」

また、キッチンの大きなパラレロシンクは調理や洗い物の一時置きにも便利で、深さも十分あるため、作業途中の雑然さを感じさせないのも、整然とした印象につながっています。

ちなみに奥様は、キッチン横に置いた「オンダスツール」とモーイの「コンテナテーブル」も大のお気に入り。
「普段、一人のときは食事もここでとっています。
なんだかとても落ち着くんです」と奥様。
スツールは座面が体にフィットし、さらに360度回転するため、立ち座りもスムーズ。
リング状のフットレストがついているため、どの方向を向いても体勢を快適に保ちます。
「近くに引き出し収納もあるので、座ったまま手を伸ばせば必要なものに手に届いて便利ですね」
テーブルとスツールを黒で統一したことで、ホワイト×シルバーの空間にメリハリと立体感が生まれています。

キッチンのすぐそばでありつつ、PSを内包した壁でゆるくゾーニングされた空間は、開放感と程よい独立感を感じさせる。

キッチン背面の引き出し収納は、幅274㎝というロングサイズ。

グリルプレートがつなぐ、家族の団らん


奥様主導で進めた計画でしたが、完成してみると「やっぱり便利ですね」とご主人。
「特にシンクが深くて水ハネしないのと、水栓が二つあってIHに鍋を置いたまま水を入れられるのが気に入っています」

そしてもう一つ、ご主人のお気に入りが、トーヨーキッチンスタイルで購入したガゲナウのグリルプレートです。
奥様いわく「これは主人専用です。
離れて暮らす大学生の子どもたちが帰ってくると、いつもこのグリルプレートを使って目の前で肉を焼いて出してくれるんですよ」

強火でも均一に焼ける性能があり、表面は香ばしく、中はジューシー。
専門店さながらの仕上がりに、家族からも驚きの声が上がるのだそう。

普段は料理づくりを担う奥様も、ご主人がキッチンに立つ日は、もっぱら“食べる人”。
いつもと違う役割分担が、家族の時間に新鮮さをもたらします。
「iNO」を中心に広がるひとときが家族の絆を育む、M様邸です。

[採用アイテム]
ゼロ動線キッチン
iNO I-LAND (ソリッド)
サイズ:W184/D126cm
シンク:パラレロシンク
取手:ローレット35
ワークトップ:エンブレムトップ アイス
加熱機器:ガゲナウ
食洗機:リンナイ
水栓:ARWA(ホース付)、トールボーイ(ホース付)
レンジフード:UFOミラー(W1200)

収納:引出カウンターユニット(W274/D45cm)×2

インテリア
ソファ:集(つどい)ソファ(カウチL+ソファ45C+ソファ90C)
スツール:オンダスツール
テーブル:集(つどい)カフェテーブル30、コンテナテーブルトップ HPLラウンド70+コンテナテーブルフット10636 ブラック(moooi)

[プロフィール]
M様
ワインがお好きなご主人は、キッチンのカウンターでグラスを傾けるひとときが、大切な癒やしタイム。そのときの愛用グラスがこちら。知人のイラストレーターによるガラス彫刻付き。

(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)

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