その時季ならではの旬にこだわり、繊細な感性で食材の風味を引き出す和製イタリアンとして、多くの食通からの支持を集める名古屋の名店「イル アオヤマ」。
オーナーシェフの青山直之さんは、オープンから10年目を迎えた2024年1月、市内で店舗を移転。
今回は、トーヨーキッチンスタイルの「BAY」が収められた新店を取材しました。
細いアプローチの先に広がる店内空間。
床とキッチンの間に空間をつくり、ロボット掃除機でも掃除ができる「エアフロー」。
料理に対して常に真摯に向き合う青山さんは、調理環境に対しても同様に真摯。
「イル アオヤマ」には、そんな主の姿勢が映し出されているようです。
そう告げると――。
「そうですね、仕事を離れても料理のことばかり考えています(笑)。
おかげさまで、今はありがたい評価をいただいていますが、自分としてはこれがゴールではありません。
ゴールはまだ見えないですね、ずっと探しているんです」。
料理を中心とした自身の思考を切り替えるかのように、時折、店内に置いたピアノを弾くという青山さん。
「子供の頃から習っていたので、何曲かは記憶して弾くことができるんです。
それがよい気分転換になり、また新しい発想が浮かんできたりするんです。」
繊細な料理界のアーティストは、誰も知らない美食の世界をこれからも見せてくれるに違いありません。
ゲストの好みに合わせたワインは常時約300種類。
[採用アイテム]
キッチン
BAY
サイズ:W154×D77×H90cm
扉:ストーンダーク
シンク:2DSシンク
取手:Lハンドル
ワークトップ:ステンレスチタン仕上げ
水栓:トールボーイ(ホース付き)
加熱機器:ガゲナウ1口ハイカロリーバーナー(2台)
[プロフィール]
青山直之様
1978年愛知県生まれ。大学卒業後、伝統的なトスカーナ料理店で10年以上研鑽を積む。その後、名古屋・新栄の名店でシェフを務めた後、2014年、奥様(写真左)とともに「イル アオヤマ」をオープン。旬の食材にこだわり、出汁のうまみを生かした日本人の舌に合う独自のイタリアンは、国内外のフーディーを魅了している。
「イル アオヤマ」
愛知県名古屋市東区徳川1-17-38
(17:30~/20:00~ 2部制 完全予約制)
SHOWROOM
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