前回の記事では、カラーを取り入れたインテリアコーディネート実例をご紹介しました。
洗練されたお部屋作りにカラーは必要不可欠。カラーを上手く取り入れることで、より愛着が湧き、居心地の良いお部屋になります。
最近はアイランドキッチンが主流になり、インテリアコーディネートはキッチンが中心に。
まずは、キッチンのデザインを決めてから、テーブルやソファを検討される方も多いかと思います。
キッチンのデザインも多様化しており、メタリック系でシックに纏めたり、上手くカラーを使い洗練されたお部屋作りをされたり、家づくりは十人十色。
今回は、好きなカラーをどのように合わせれば良いかわからない、飽きがくるのでは?などお悩みの方へ、キッチンにカラーを取り入れる際のコツをご紹介します。
ポイントを理解すれば、インテリア選びがもっと楽しくなる。
ご自身の好きなカラーを身近に取り入れて、ワクワクするキッチンライフを叶えましょう!
くすみカラーは彩度を抑えた落ち着いた色で、近年はファッションでも注目のカラーです。
グレイッシュなトーンのため、インテリア全体を中和させる効果があり、色々なカラーに合わせやすいのが特徴です。
くすみカラーは、面積の多いキッチンの扉に取り入れることで、お部屋全体のバランスをとりやすく落ち着きのあるインテリアに。
写真のキッチンは、くすみブルーの「iNO ブルーミスト」。
上質なレザーの風合いを、本革のきめ細かなシボの質感までリアルに再現した扉です。
白を基調とした壁や床と合わせることで爽やかな印象のお部屋作りや、濃い木のフローリングと合わせることで落ち着いた雰囲気、グレイのタイルと合わせて優しい印象のインテリアを演出することができます。
合わせるインテリアには、ソファやテーブル等の大型家具は近いトーンの家具をチョイス。
カラーだけでなく、レザーの素材感や自然をテーマとして石の素材を用いた家具をコーディネートするのもおすすめです。
くすみカラーは、様々な色との組み合わせを楽しめるカラー。
ラグや小物で、ビビッドなカラーを取り入れてアクセントに添えることで、お洒落の鮮度を上げることができます。
家は、休息と共に活力をチャージする大事な場所。
明るく笑顔で過ごしたい方におすすめなのはオレンジカラーです。
ビタミンカラーであるオレンジは、食欲の増進を促したり、人が自然と集まりやすく、アイランドキッチンにぴったりなカラーです。
写真のキッチンは、人気の高い「iNO パッションオレンジ」。
オレンジはビビッドなカラーの中でも住宅に合わせやすい色というのも人気の理由です。
ホワイトやブラックといったカラーとの組み合わせはもちろんのこと、同系色であるブラウンとも相性が良く、木をふんだんに用いたナチュラルな住宅によくマッチします。
合わせる家具については、写真のようにオレンジで統一感を出しながらも、要所要所にブラックを取り入れることで洗練されたモダンな空間に。
テーブル オリガミ2(パッションオレンジ)
ソファ 集(つどい)ソファCK
ラグ エデンクイーン
サイドテーブル ティエリー
チェア スマトリック(ブラック)
スタンド照明 カブキ(ブラック)
ベージュやブラウン系の割合を増やすと、安心感を得られる柔らかい印象の空間になります。
住宅の狭小化が進む現代。
バルコニーやお庭など、外と室内の連続性を持たせることで空間の広がりを演出する家づくりが求められています。
その際、キッチンに取り入れたいカラーがグリーンです。
グリーンは観葉植物の色でもあり、実はインテリアにはよく使われるカラーです。
写真のキッチンは、「iNO フレッシュグリーン」。
お部屋にフレッシュで爽やかな印象を与えます。
家の中で過ごしていながらも、自然の中で生活しているような開放感を得られます。
グリーンもさまざまな色と相性が良いカラーです。
白を基調とした壁や床と合わせることで、爽やかでリラックスできるお部屋に。
ブラウンはグリーンと対照色相配色のため、コントラストがはっきりとしたクールな印象に。
グリーンをキッチンに取り入れる際は、合わせる家具には同系色や無彩色であるステンレスの割合を増やすことで全体のトーンを抑えるのもおすすめです。
また、バルコニーやお庭に置く家具にも、グリーンを用いるとよりセンスを感じる住宅に。
バルコニーに置くグリーンはくすみカラーを上手く使うのがおすすめです。
キッチンにカラーを取り入れるコツについてご紹介してきましたが、キッチンのデザインや全体のインテリアを決める上で忘れてはならない存在がキッチンのワークトップです。ワークトップは面積も広く、視野にも入りやすいため、インテリアを決める重要な要素になります。
ワークトップのおすすめは「ステンレス」。
無彩色であるステンレスは全体を中和させコーディネートをしやすく、キッチンの扉デザインや周囲に合わせるインテリアを引き立てる効果があります。
今回ご紹介した扉カラー以外でも、ステンレスは空間によく調和し、ワークトップに採用することで周囲のインテリアは引き立ちます。
ステンレスには、周囲のインテリアや照明が映り込むミラー効果も。
キッチンに吊る照明が映り込み幻想的な雰囲気に。
今回はキッチンにカラーを取り入れるコツについてご紹介しました。
インテリアに上手くカラーを取り入れることで、日々の暮らしが何倍も楽しく。
長く愛着の湧く家づくりが実現します。
ぜひ、キッチン選びの参考にしてください。
関連記事:カラーを取り入れる!今注目のインテリアコーディネート。
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