近年では一般家庭にも普及が進んでいる食器洗い機。毎日の食器洗いの手間が省け、経済的で、手荒れ予防にもなるので便利なアイテムです。さらに高温で洗浄、すすぎを行うため洗いにくい細かなパーツも、隅々までしっかり除菌ができるので衛生的です。
ただし、食器洗い機に対応していない食器や、食器洗い機設置に伴う費用などデメリットも存在します。
この記事では、食器洗い機は必要なのか、メリット・デメリット、どんな人におすすめなのか、後付けはできるのかについて解説します。
INDEX
システムキッチンにつけられる食器洗い機は大きく2種類あります。1つ目はシステムキッチンに組み込むタイプのビルトイン食器洗い機、2つ目は卓上型(据え置き型)食器洗い機です。
長期的に使用するなら1つ目のビルトイン食器洗い機がおすすめです。その理由を、それぞれの食器洗い機に分けて解説します。
システムキッチンに食器洗い機を導入するとどのようなメリットが具体的にあるのでしょうか。
ライフスタイルや考え方によっては、同じ性能でも良いと判断したり、必要ないと判断することもあります。普段の手洗いのときを思い出し、比較して検討してみてください。
ここからは食器洗い機のデメリットについて紹介します。せっかく取り付けた食器洗い機なのに失敗した、検討していた他のものにすればよかったなどの失敗や後悔をしないためにぜひ一読してください。
食器洗い機にかかるランニングコストは主に、水道代・電気代です。手洗いでは約40Lの水を必要とするのに対し、食器洗い機はその約4分の1である約10lの少ない水量で、洗浄することが可能な食洗機も販売されています。
その他食器洗い機用の洗剤を含めて、平均的な金額で年間約22,791円と言われています。一方で手洗いは年間約30,740円。そのため1年間の差額は約7,949円となり、食器洗い機の方が節約できることが示されています(※2)。
(※2)参考:北海道経済産業局「実践!おうちで省エネ」
システムキッチンに食器洗い機をつけて、もう手放せないと感じる人にはいくつかポイントがあります。そのポイントに対して、自身が当てはまるものが多ければ多いほど買ってよかった、と満足のいく買い物ができるでしょう。
一方で、食器洗い機をつけても上手く活用できなかった方もいますので合わせて紹介していきます。
いくら便利な機能を搭載した食洗機でも、使用する頻度が少なかったり、使用することに価値を見出さなければ無駄になってしまいます。実際に食洗機を導入したけれど、あまり使わなかったなどの声もありますので参考にしてみてください。
念願の食器洗い機を導入しても、選ぶ商品によっては使い勝手が悪かったり、上手く機能を使いこなせなかったりします。買った後にこうした後悔や失敗を防ぐために、システムキッチンの食器洗い機を選ぶ際のいくつかのポイントがあるので参考にしてください。
システムキッチンに食器洗い機を後付けするにはいくつか条件が揃っていなくてはいけません。
・キッチンスペースが十分に確保されていること
スペースはは少なくとも、横幅45cm、高さ75cm、奥行き60cm以上が必要
・シンクやコンロが一体型でない、セクショナルキッチンでないこと
パーツが独立したセクショナルキッチンでは、ほとんどの場合で寸法が足りなくなってしまう
・持ち家であること
賃貸の場合は基本的に管理会社と、大家さんが所有していることになるため勝手には設置ができません。仮に許可なしで取り付けた場合、退去時に現状復帰費用として高額の費用を請求されるおそれがある
これらの条件に当てはまらない場合は、ビルトイン型ではなく卓上型の食器洗い機導入を検討しましょう。
共働き、子育て、介護と何かと忙しい現代人。毎日こなしていた食器の手洗いを、食器洗い機に任せてみませんか。
トーヨーキッチンスタイルでは、世界で評価が高い食洗機以外にもさまざまな製品も扱っています。選び方で後悔しないためにも、ショールームへ行ってまずは実際に商品を見てみることをおすすめします。プロのアドバイスから新たな発見が見つかるでしょう。
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