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オープンキッチンで後悔しやすい7つのポイントとは?失敗しないキッチン選びのコツも紹介

オープンキッチンはキッチン・リビング・ダイニングの間に壁を作らず、一つの広い空間にできるキッチンレイアウトを意味します。キッチンの設置方法が対面型でも壁付けでも実現可能。部屋全体に開放感が生まれ、おしゃれな空間を演出できるのがメリットですが、実際に設置してから失敗した、後悔したとの声を上げている方がいるのも事実です。

本記事では、オープンキッチンを作って後悔しやすいポイント7点と、失敗しないようにするための対策を解説します。オープンキッチンにするのに向いている家庭や、使いやすくて生活感を感じさせないオープンキッチンを実現した事例も紹介するので、キッチン空間作りに迷われている方はぜひ参考にしてください。

INDEX

  1. オープンキッチンで後悔しやすい7つのポイント
  2. 後悔・失敗しないオープンキッチン選びのポイント
  3. オープンキッチンに向いている人の特徴
  4. トーヨーキッチンスタイルの事例
  5. 適切なレイアウトを選んで十分な広さの通路を作れば後悔しない
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オープンキッチンで後悔しやすい7つのポイント

オープンキッチンにして後悔しやすいのは、キッチンの水撥ね、臭い、音が広がりやすい・収納が少ない・キッチンに目隠しがない・間取りに制限がある・キッチンに子どもやペットが出入りする点です。項目ごとに詳しく解説します。

水・油汚れが気になる



オープンキッチンはコンロやシンクの油はね・水はねで床が汚れやすいのが短所です。油跳ねや水撥ねは基本的には調理をする人が立っている方に落ちますが、場合によっては隣接するリビングやダイニングまで広がることもあります。

油跳ねは油を使って調理をしたコンロを中心に110cmの円形に、水撥ねはシンクの左右70cmの楕円形に飛び散るので、調理や片付けの後には床の汚れやすい範囲もきれいに拭き掃除するようにしてください。

煙・匂いが部屋に広がる



オープンキッチンは煙や臭いがリビングやダイニングに広がりやすいのも特徴です。換気扇を回していても、部屋でエアコンや扇風機を使っていたりリビングの窓を開けていたりすると、キッチンの煙や臭いが換気扇からまっすぐ追い出されず空気に乗って部屋中を循環し、2階の部屋にまで届いてしまう場合もあります。

キッチンから出る臭いは調理中に出るものだけでなく、生ごみからも発生するものもあるので、蓋付きのごみ箱を用意するなどの対策も必要です。

収納スペースが限られる



オープンキッチンは壁に接している面が少ない、あるいは全くないため、キッチン本体の収納スペースが少ないのが事実です。特に壁付け型のキッチンからオープンキッチンにリフォームする場合は、リフォーム前まで持っていた調理器具や食器を収納しきれない可能性があります。

新築の住宅にオープンキッチンを導入する場合は、調理器具や食器の数を必要最小限に絞りましょう。フライパンや鍋など大型の調理器具は、なるべくコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。

キッチンが丸見えで生活感が出る



オープンキッチンにはキッチンの目隠しになるものがないので、キッチンのワークトップがリビングやダイニングから丸見えになります。作業をするとき以外は調理器具や食材を片づけておかないと、生活感が出てしまうのが事実です。

また、オープンキッチンはリビングやダイニングに置いているものが紛れ込みやすくなります。キッチンは水や火を使う場所なので、手紙など大切なものを濡らしたり燃やしたりしてしまわないよう、注意を払ってください。

間取りや配置が制限される



オープンキッチンを選ぶと、リビングやダイニングに置く家具の配置を決めにくくなります。家具を間仕切りとして配置する場合は、家具の選択肢が限られたり高い家具を買わざるを得なくなったりするのも事実です。

また、アイランドキッチンを導入する場合は広いキッチンスペースが必要なので、狭い部屋だと設置できないケースもあります。アイランドキッチンの導入が難しいスペースにオープンキッチンを作りたい場合は、ペニンシュラキッチンやセパレートキッチンを選ぶのがおすすめです。

子供や動物がキッチンに入ってくる



キッチンへの出入りがしやすいのもオープンキッチンのメリットですが、小さい子どもやペットがいる家庭の場合は、出入りのしやすさがデメリットになります。キッチンは刃物や火を使う場所なので、子どもやペットが走り回ったり遊んでいたりすると、大きい事故につながる可能性が高くなるのも事実です。

小さい子どもがいる家庭は、キッチンに出入りをさせないだけでなく、収納扉を開閉できないように対策しておきましょう。ペットでも猫を飼っている場合は、ワークトップに登らせない対策も講じる必要があります。

キッチン使用中の音が気になる



オープンキッチンはどうしても、調理や片付けの際に出る音・換気扇の音・電子レンジなど調理家電の音がリビングやダイニングにまでよく届いてしまいます。テレビの音声をはっきり聞き取りにくくなったり、会話をするのに大きな声を出す必要が生じたりして、キッチンにいる方もほかの家族も不快に感じるケースがあるのも事実です。

<h2>後悔・失敗しないオープンキッチン選びのポイント</h2>

後悔・失敗しないオープンキッチン選びのポイント

オープンキッチンを導入して失敗したり、導入してから後悔したりしないためには、設計段階から気を付けていくべきポイントがあります。実際に使ううえで取るべき対策も一緒に解説するので、参考にしてください。

水はね・油はね対策をする



オープンキッチンの水はね・油はねが遠くまで飛び散るのを防ぎたい場合は、コンロの前に壁を作る、あるいは、キッチン前面に立ち上がりを作るのがおすすめです。水撥ねはあまり遠くまで飛び散りませんが、油はねは半径1m以上の範囲に飛び散り、リビングやダイニングの床も汚します。

特に、油はねは痕が残りやすいので、十分な対策をしましょう。キッチンの予算を抑えたい場合は、ホームセンターなどで売っている油跳ねガードを調理中だけ使うのもおすすめです。

煙・におい対策をする



オープンキッチンで煙や臭いの対策に重点を置きたい方は、セパレートキッチンを選びましょう。コンロとシンクが別々の作業台に取り付けられていて、2つの作業台は平行に設置されます。換気扇が煙や臭いを効率よく吸収できるようにするには、コンロがある作業台を壁側に設置してください。

さらに、フィルターの取り換えなど、換気扇のこまめなお手入れを怠らないようにすれば、部屋の空気をいつもきれいな状態に保てます。

収納スペースを確保する



オープンキッチンにはアイランドキッチン・ペニンシュラキッチン・セパレートキッチンなどさまざまなレイアウトがありますが、どれも収納力が低いのが特徴です。収納力を高めたい場合は、背面収納・床下収納・パントリーを作るなどして対応しましょう。

オープンキッチンでどうしても吊り戸棚をつけたい場合は、見せるタイプの吊り戸棚を選ぶのがおすすめです。収納に扉がないので視界をほとんど遮らないだけでなく、収納するアイテムにこだわるとまたおしゃれなキッチンに見せられます。

腰壁の設置を検討する



リビングやダイニングを含めた部屋全体の快適さを高めたいなら、腰壁を設置しましょう。腰壁とはキッチン前面に取り付ける床から腰ぐらいの高さがある壁で、通常、キッチン前面に取り付けます。市販品もありますが、DIYで好みの高さや厚さのものを作るのもおすすめです。

腰壁はキッチンの目隠しや水跳ねや油跳ねの拡散を防止する役目を果たします。また、腰壁に収納スペースを作ると、リビングやダイニングで使う道具を片付けられて便利です。

通路幅やキッチンのサイズを前もって考慮する



キッチンの設計をする前には、部屋にキッチンを設置する場所を決めておきましょう。続いて、キッチンスペースの広さをきちんと測ります。オープンキッチンを導入する場合はキッチン本体だけでなく通路のスペースも必要です。

快適に動けるオープンキッチンにするには、通路幅を最低85cmは確保するようにしてください。通路幅が決まればキッチンのサイズは自然に絞り込めますが、オープンキッチンならではの解放感を大事にしたい方は作業スペースが60cm以上ある商品がおすすめです。

子供や動物の侵入防止対策をとる



オープンキッチンはキッチン空間への出入りがしやすいレイアウトなので、子どもやペットも簡単に出入りできます。特に、アイランドキッチンはキッチン周囲のスペースが広いので、子どもが走り回ったり遊び場所にしたりして、事故につながる可能性があるのも事実です。

オープンキッチンで子どもやペットが出入りするのを完全に防ぎたい場合は、ペニンシュラキッチンを選び、キッチンの出入り口にベビーゲートやペットゲートを付けておきましょう。猫がワークスペースなどに登らないようにするには、塩ビやアクリル製の板を設置するのがおすすめです。

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オープンキッチンに向いている人の特徴

オープンキッチンが使いやすいと感じるか感じないかは、キッチンの使い方や使う方の性格による面もあります。オープンキッチンを使うのに向いている方の特徴について解説するので、参考にしてください。

複数人で料理することが多い人



オープンキッチンは2人以上で調理をする方や、ホームパーティを開く機会が多い方に適しています。キッチン周囲に余計な壁がなく動きやすいので、複数人でキッチンに立っても快適に作業できるのがよいところです。

一緒に調理をする方の人数が多い場合は、アイランドキッチンを選びましょう。キッチン本体が大きいうえ、キッチンを囲んで調理できるので、作業がスムーズに進みます。

家事動線を重視する人



オープンキッチンは、キッチン内だけでなく、キッチン・リビング・ダイニング間の移動のしやすさを求める方にも向いています。できあがった料理を早く配膳できるので、来客が多い方におすすめです。

キッチンスペースの家事動線は、ワークトライアングルを意識してコンロ・シンク・冷蔵庫の位置を決めましょう。ワークトライアングルは正三角形に近い形で、一辺を2歩~3歩で移動できる長さにするのが理想です。

整理整頓や掃除が好きな人



オープンキッチンはワークトップが他の部屋から丸見えになるので、こまめな整理整頓や掃除が必要です。掃除が好きな方以外には、少ない収納スペースにきれいに収納するのが得意な方、手持ちの調理器具が少ない方にも適しています。

クローズキッチンからオープンキッチンにリフォームした場合は、リフォーム前まで持っていた調理器具などがすべて収納しきれない可能性があるので、リフォームの機会に減らしましょう。1つでさまざまな調理に使える調理器具を購入するのもおすすめです。

トーヨーキッチンスタイルの事例

使い勝手がよいオープンキッチンを導入して、おしゃれで快適な空間を実現している家庭はたくさんあります。本記事ではトーヨーキッチンスタイルのキッチンを使った事例を4つ挙げて解説するので、キッチン空間のレイアウトに悩んでいる方は参考にしてください。

ゼロ動線キッチンを導入しリビングの広さを確保


一軒家の広い部屋に、大きなアイランドキッチンを導入した事例です。アイランドキッチンの周囲に椅子を置いて、キッチンで食事ができるようにしています。キッチン自体がゼロ動線なうえ、キッチンに立ったまま配膳ができるのでほとんど動かずに調理作業ができるのが特徴です。

キッチンとダイニングテーブルを一体化すると、広いリビング空間を確保できます。食事もくつろぐのも快適なLDK空間です。

大阪府 U様邸

スペースが限られるLDK空間にも設置可能なオープンキッチン


LDK空間が狭くても、オープンキッチンの導入は可能です。本事例はキューブ型のキッチンを太い柱に取り付けて、ペニンシュラキッチンにしています。冷蔵庫をキッチン背面のコンロとシンクの真ん中の位置に設置し、正三角形に近いワークトライアングルを実現しているのがよいところです。

通路はキッチンの左右にあり、ほかの部屋やキッチン奥の食器棚や冷蔵庫に行くのも簡単にできます。

山口県 K様邸

360度アクセス可能でスムーズな動線を確保


部屋のどこからでもキッチンに出入りできるアイランドキッチンを一軒家に導入した事例です。キッチン周囲の通路幅を広く取っているので、キッチンとリビング・ダイニング間を快適に移動できます。

キッチン内は収納棚と冷蔵庫をキッチン背面に設置し、ワークトライアングルを実現しているのも特徴です。

沖縄県 T様邸

高い煙捕集性のレンジフード「UFO」を設置


マンションのLDKにアイランドキッチンを導入した事例です。煙や臭いが部屋にこもらないよう、煙捕囚性の高いレンジフードを、コンロの真上に設置しています。収納棚はキッチン背面に設置していますが、冷蔵庫をキッチン・リビング・ダイニングのどこからでも行きやすい場所に設置しているので、キッチンに立たない家族が冷蔵庫の中のものを取り出すのも快適です。

愛知県 大谷様邸

適切なレイアウトを選んで十分な広さの通路を作れば後悔しない

オープンキッチンを作ってから後悔しないためには、設計前に一緒に調理をする方の人数とキッチンスペースの広さを明確にし、適切な形状ととサイズのキッチン本体を選んで適切な幅の通路を作りましょう。ワークトライアングルを描くレイアウトを設計し、高機能な換気扇や油跳ねガードなど、求める機能をプラスするとさらに快適になります。

キッチン選びやLDKのレイアウト作りで悩んだらショールームに足を運んでください。実際の商品に触れたり、部屋のディスプレイを見られるので、我が家に合うキッチンを早く決められます。プロのアドバイザーから直接助言を得られるのも大きなメリットです。

ショールーム一覧 実際の製品の中からスタイリストがキッチン探しをお手伝いいたします。ショールーム一覧はこちら
トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

トーヨーキッチンスタイルニュース
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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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