オーナーズボイス Vol.9 W様邸
CASE STUDY
23.10.25 Wed
機能性とデザイン性の絶妙バランスに心惹かれて
隣接する大きな窓から、四季折々に表情を変える植栽が望めるW様邸のキッチン。
ダイニングやリビングとひと続きになったこの大空間は、ご家族が憩う住まいの中心。
キッチンを始め、家具や照明をトーヨーキッチンスタイルで揃えたというご夫妻に、もの選びのポイントや実際の使い勝手をうかがいました。
ほかにはないデザインが魅力だった「iNO Qランド」
閑静な住宅街に建つ新居で暮らしはじめて約3か月になるという W 様ご夫妻。
2 階建てのお住まいの 1 階には、庭を囲むようにゆったりと LDK が配置されています。
その空間の中心を占めるキッチンは、広々としたカウンタースペースを備えた「iNO Qランド」。
「家づくりをする際、最初に考えたのがキッチンでした」と話すご主人は、これだと思うキッチンを求めて、いくつものショールームを訪ねたといいます。
「キッチンは最初からオープンスタイルで、アイランドタイプのものにするつもりでした。
でも、ショールームをまわる中で、アイランドキッチンに長方形のダイニングテーブルをつなげたスタイルが多いことを知り、それでは一般的すぎて面白みがないと思えてきました。
そんな中、かねてより気になっていたトーヨーキッチンスタイルを訪ねてみたら、ちょうど Qランドが発売されるタイミングでした。
話を聞き、現物をショールームで見て、これは面白いと即決。
キッチンの設計は進行していましたが、Qランドにあわせて間取りの変更などをしてもらったんですよ」とご主人。
Qランドで魅力的だったのは、ほかにはないスクエアなフォルムと機能性、そしてデザイン性の高さにあると当時を振り返ります。
また奥様は「加えてトーヨーキッチンスタイルの製品はシンクが大きいので、食べた後の食器類を少しの間、シンクの中に置いておいても外から見えません。
それも食事の時間がバラバラになりがちなわが家にとっては魅力的でした」と話します。
ガゲナウの加熱機器をビルトイン。その左にゼロ動線シンク「パラレロ」がある。
奥行きのある大容量収納も Q ランドの魅力ポイント。
チェアもテーブルも照明もタイルも、世界観を揃えて
家づくりを始める以前から、トーヨーキッチンスタイルのショールームには何度か足を運んだことがあるというご主人。
「キッチンだけでなく、家具や照明など厳選されたアイテムが揃っているのが素敵だと思っていました。
家をつくることになり、改めて製品に触れ、Qランドを採用することにしたので、それなら家具も同じ世界観でまとめたほうがいいだろうと」。
そこで「クランカーLED120」などトーヨーキッチンスタイルの照明を始め、「カルテル」や「モーイ」のインテリアでLDKを構成することに。
また、LDKと隣接する1階の手洗いコーナーにも、洗面ユニットや洗面ボウル、壁面のベネツィアンモザイクタイルなどにトーヨーキッチンスタイルの製品が採用されました。
「なかでもこだわったのは、タイルですね。当初は手洗いコーナーの壁1面だけに貼るつもりでしたが、ショールームの方の提案で、トイレのドアを挟んで壁2面をモザイクタイル貼りにすることにしました。
結果的に、その壁面が家の中のよいアクセントになり、非常によかったと思っています」とご主人。
洗面空間は「ドレスコア」。機能的でよく考えられたデザインに満足
さらに2階にも、W様ご夫妻がこだわって選んだお気に入りの空間があります。
それは、身支度を整えるための空間としてトーヨーキッチンスタイルが提案する、鏡を中心としたスペース「ドレスコア」。
ご主人いわく「最初、ハウスメーカーからは一般的な洗面所の提案がありました。
でも、それでは面白くありません。そこでまたトーヨーキッチンスタイルのショールームに行き、見つけたのがドレスコアでした」。
奥様も「私もドレスコアは、見てすぐに気に入りました。
というのも、以前の家の洗面所は鏡が大きくお掃除が大変だったので、新しい家では、鏡は“見たいところを映すものであればいい”と思っていたんです。
ドレスコアはその点ぴったり。顔を映す三角形の鏡と、姿見にも収納にもなるミラーボックスはとても機能的です」。
階段の壁にもモーイの「パーチライトウォール」を採用。
お気に入りの空間は、暮らしの楽しみ方を広げてくれる
最後に、改めてQランドを使ってみての感想をうかがいました。
「やはり家族が自然にキッチンに集まることが増えた気がしますね。
Qランドのカウンターは思った以上に使い勝手がよく、ダイニングテーブルがあっても日常の食事はすべてこのカウンターでとっています」とご主人。
奥様も「この家に移ってから高校生になる娘がお菓子づくりを始めて、最近では友達を呼んでこのキッチンで一緒につくったりしています。
私もお招きした友達と一緒にお料理をすることが増えました。
以前のキッチンは手狭で何人かで作業すると体があたったりしましたが、今はそういうこともありません。
やはり使い勝手のよい場ができると、日常の楽しみ方が広がりますね」。
また、キッチンに浮遊感をもたらす「エアフロー」も日々の使い勝手に貢献しているという奥様。
「ロボット掃除機がキッチン下にすんなり入ったり、立ち仕事の際につま先が入って作業がしやすかったりするのがいいですね」。
「わが家のもの選びのポイントは、機能性とデザイン性。奇抜すぎても落ち着かないし、一般的ではつまらない。独自性があって使いやすくて、見た目がいい。それらを全部満たすのがトーヨーキッチンスタイルだと実感しています」。
ご主人の言葉に、満足度の高さがあらわれていました。
[採用アイテム]
ゼロ動線キッチン
iNO Q LAND
サイズ:W185/D180/H90cm
扉:メタルスモーク
シンク: パラレロシンク
取手:VFB
ワークトップ:エンブレムトップ アイス
水栓:トールボーイ
レンジフード:UFO
加熱機器・食洗機:ガゲナウ
収納:オーランド
冷蔵庫:マーベ
インテリア:ペタルオークテーブル、クランカーLED120
エーアイスツール65、スマトリックスツール、スマトリック、スマトリックロッキング、コンポニビリ2、タジミニ(以上、Kartell)
フロックオブライト21、ペットライト、パーチライトウォールL(以上、moooi)
洗面所
洗面ユニット:シングルドロワーウォールタイプ メタルスモーク(アイストップ)
タイル:sicisアザレア
洗面ボウル:クリスタル021ペイズリー
水栓:フォーセット002
主寝室
ドレスコア
収納:オープンディープドロワー ブラックマーブル
ウォールパネル:ホワイトマーブル
洗面ボウル:ハイブリット004マット
鏡:ミラー016・018
水栓:フォーセット007
(photo:Kentaro Isibashi / text:Shihoko Tomibe)
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