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ステンレスシステムキッチンのメリットを解説|費用、お手入れ方法まで

ステンレスは一般的で非常に人気のあるシステムキッチンの素材です。耐久性や耐熱性に優れるうえ、他のインテリアとも合わせやすいので家の新築やリフォーム時に導入を考える方がたくさんいます。
今回はステンレスシステムキッチンのメリット・デメリットについて解説します。リフォーム費用・リフォームのポイント・お手入れ方法も併せて紹介するので、参考にしてください。

  1. システムキッチンをステンレスにするメリット
  2. システムキッチンをステンレスにするデメリット
  3. ステンレスシステムキッチンのリフォーム費用
  4. キッチンをリフォームする際のポイント
  5. ステンレスシステムキッチンのお手入れ方法
  6. トーヨーキッチンのキッチン実例集
  7. ステンレスシステムキッチンはメリットがいっぱいで使いやすい
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システムキッチンをステンレスにするメリット

ステンレスのシステムキッチンは他素材より安く導入できます。錆びにくい・耐久性や耐熱性が高い・お手入れがしやすい・他のインテリアとコーディネートしやすいなど、機能面で優れる面が多いのもメリットです。システムキッチンをステンレスにするメリットについて、項目ごとに詳しく解説します。

①サビにくく傷が付きづらい


ステンレスは錆びに強い素材です。ステンレスの表面には不導態被膜という保護被膜があり、浅くて小さい傷ならすぐに自然修復します。キッチンに錆ができるのは、傷がある部分です。傷がすぐ修復されると、錆びの発生を防げるだけでなく、見た目の美しさも長く保たれます。臭いが付きにくく、汚れがキッチンの内側に浸み込まないのもよいところです。

②他の素材よりも価格を抑えられる


ステンレスは流通量が多く、手に入れやすい素材なので価格が低く設定されています。キッチンにする場合も他素材より低価格な商品が多いのがポイントです。ステンレスキッチンは金属独特の色と輝きのため、場合によっては無機質で寂しい感じがするケースもありますが、丈夫で使い勝手のよいキッチンを導入したい方には非常におすすめの素材です。

③耐熱性と柔軟性に優れている


ステンレスキッチンは耐久性の他、耐熱性や柔軟性に優れているのも特徴です。ワークトップをステンレスにすると、熱いフライパンをそのまま置いたり、万一重いものを落としても変色したり割れたりしにくいキッチンになります。壊れにくいので、メンテナンス費用の抑制につながるのもポイントです。

④掃除がしやすい


ステンレスキッチンは毎日のお手入れが簡単なのが特徴のキッチンです。臭いや汚れが浸み込まないので、汚れたところやキッチンに落ちた水滴を布巾などで拭き取るだけで終わります。また、ステンレスはゴキブリなどの害虫を寄せ付けにくく生息しにくい素材です。害虫対策の薬剤を使わなくても衛生的な状態を保てるので、薬剤による食品や調理器具の汚染が気になる方にも適しています。

⑤インテリアに合わせやすい


ステンレスキッチンは非常にスタイリッシュでさまざまな素材と合わせやすいので、木材やタイルなど他素材との相性もよいのでどんな部屋やインテリアにもよく馴染みます。温かみのあるキッチンにしたい方は、ワークトップにはステンレス、扉や壁面には木材を使ったシステムキッチンを選びましょう。スタイリッシュなキッチンにしたい方にはオールステンレスの商品がおすすめです。

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システムキッチンをステンレスにするデメリット

ステンレスのシステムキッチンにも、大きい傷が付くと修復が難しい・水垢や錆びが目立ちやすい・指紋が付きやすいなど、いくつかデメリットがあります。項目ごとに解説するので、参考にしてください。

①一度傷が付くと修復しづらい


ステンレスキッチンにも傷がつくことがあります。小さい傷なら自然に修復しますが、大きい傷ができてしまうと素人では修理できないので、業者に依頼が必要です。微小な傷でも積み重なると大きな傷になるので、普段から柔らかいスポンジや中性洗剤を使って優しくお手入れしましょう。

キッチンに少しでも傷をつけたくない方は、表面にエンボス加工やバイブレーション加工を施した商品を選んでください。

②光沢がなくなる


ステンレスは時間の経過とともに光沢を失います。光沢がなくなると落ち着いた色目になり、設置したときより部屋に馴染むケースも場合もあるので一概にデメリットとは言い切れませんが、ステンレスの光沢を好む方はキッチンに水や塩分が残らないよう、毎日きれいにお手入れをしましょう。

ステンレスキッチンの光沢を復活させたい場合は、普通に水洗いした後、クエン酸水を吹き付けた上にラップをしてひと晩置き、歯ブラシで擦り掃除をしてください。

③水垢やサビが目立つ


ステンレスは銀色なので、白い水垢や茶色い錆が目立ちやすいのもデメリットです。水垢は毎日キッチンに残った水滴をきれいに拭き取ると防げます。

ステンレスキッチンの錆は、鉄製調理器具やスチール缶の底面に付いていた錆がキッチンに移ってしまううつり錆や、薬品でステンレスが変質して生じるケースが多いのが特徴です。濡れた鉄製品をキッチンに置きっぱなしにしたり、こぼした薬品を長時間放置しないようにしましょう。

ステンレスシステムキッチンのリフォーム費用



ステンレスシステムキッチンにリフォームする場合の費用は、ステンレスキッチンの場合、キッチン本体と工事代を合わせて約80万円~約350万円が相場です。

ステンレスキッチンでも、フルオーダー・構造が複雑なキッチン・オールステンレスの場合は高額になるので、事前に業者とよく相談しましょう。オールステンレスを選ぶと、費用が2~3倍かかるケースもあります。

キッチンをリフォームする際のポイント

キッチンのリフォームをすると決めたら、続いて予算とキッチンの素材を決めましょう。ステンレスキッチンなら、ワークトップとシンク以外を他素材にするのもおすすめです。それぞれ押さえておきたいポイントについて解説します。

①予算をあらかじめ決める


キッチンのリフォームは価格帯によってできることが異なります。予算50万円~150万円程度でできることは、キッチンの撤去と設置・ガスや水道の配管工事・狭い範囲での壁や床の補修工事です。導入できるキッチンは壁付けの小さいものに限られます。

予算150万円~400万円程度なら、キッチンの撤去と設置・ガスや水道の配管工事以外に床をフローリングにする、天井や壁の張り替え、照明器具の取り換えも可能です。アイランドキッチンなど対面型キッチンの導入も可能になります。

②シンクや天板のみステンレス製にする


キッチン本体の予算を抑えたい方は、シンクとワークトップのみがステンレスの商品を選びましょう。ステンレスと他素材を組み合わせたキッチンは、オールステンレスとはまた違った雰囲気を演出できるのもポイントです。

<h2>ステンレスシステムキッチンのお手入れ方法</h2>

ステンレスシステムキッチンのお手入れ方法

ステンレス製のシステムキッチンをきれいな状態で長く使うには、毎日のお手入れのほか定期的にコーティング塗装をするのがおすすめです。錆が付いたときの対応方法も一緒に解説するので、参考にしてください。

①使用後は洗って拭く習慣をつける


キッチンをきれいな状態に保つのに最も大切なのは、毎日キッチン使用後のお手入れです。ステンレス素材なら、ワークトップ・シンク・扉のいずれの場合も台所用洗剤と柔らかいスポンジや布を使ってきれいに洗った後、乾拭きをして水分を残さず拭き取りましょう。

キッチン使用中にこまめに汚れを拭き取る習慣を身に着けておくと、油汚れや石鹸カスなど簡単に取れない汚れがキッチンに残るのを防げます。

②水垢防止用のコーティング塗料を使う


シンクの水垢汚れが気になる方は、定期的に水垢防止のコーティング剤を塗布しましょう。水をよく弾くと同時にさらさら流れるようになります。錆の発生も一緒に防げるのもメリットです。コーティング剤はホームセンターなどで購入できます。素人でも簡単に塗布できますが、きれいに仕上げたい方やDIY作業に馴れていない方は、業者に依頼するのがおすすめです。

③サビが発生したら重曹や漂白剤を使用する


キッチンのステンレス部分にできた錆は、重曹や漂白剤を使って落としましょう。重曹の場合は、台所用洗剤できれいに水洗いをしてから錆の部分にふりかけ、研磨力のあるスポンジで擦ります。

頑固な錆には漂白剤を使いますが、漂白剤は弱アルカリ性の還元型漂白剤を用意してください。塩素系漂白剤はキッチンを痛め、新たに錆びを作る原因になります。

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トーヨーキッチンスタイルのキッチン実例集

ステンレスシステムキッチンは実用面だけでなく、見た目の美しさにも優れたキッチンがたくさんあります。実例集を用いて解説するので、キッチンのデザインを決める際の参考にしてください。

実例①:iNO 新潟県 K様邸


戸建てのひろびろしたリビングに、ハイエンドモデルであるiNOシリーズのアイランドキッチンを設置した事例です。オールステンレスですがワークトップに模様を付け、おしゃれで傷が付きにくくなっています。ゼロ動線で調理中にほとんど体を動かさなくてよいので快適です。

本事例はリビングを見渡せる位置にキッチンを配置しています。家族やお客さまと会話を楽しみながら調理ができるのもポイントです。

新潟県 K様邸

実例②:iNO 岡山県 B様邸


135°の角度を持ったオールステンレスキッチンをペニンシュラ型に設置した事例です。キッチンの壁や扉はミラー調で、背面の食器棚にはキルト柄のステンレスにキルト柄を描いた扉を付けて光がよく反射します。照明をシャンデリアにして、煌びやかな空間を実現しているのが特徴です。

床は白、壁は黒でモノトーン調の部屋ですが、赤いソファを置いてアクセントにしています。

岡山県 B様邸

ステンレスシステムキッチンはメリットがいっぱいで使いやすい

ステンレスのシステムキッチンはメリットがいっぱいです。使いやすくお手入れもしやすいので、多くの方に適しています。システムキッチンの中では低予算で設置できるのもよいところですが、設置後に後悔しないようにするには、事前に予算・欲しい機能・デザインをきちんと決めるのが大切です。

キッチンのリフォームや新築を決めたら必ずショールームに出かけましょう。実物を見ながらプロの助言を聞けるので、想像以上に我が家に合うキッチンを導入できる可能性が高くなります。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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