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アイランドキッチンのリフォーム費用相場は?失敗しないためのポイントも紹介

アイランドキッチンはおしゃれなイメージがあり、家族との時間も増えるため憧れる人も多いキッチンです。実際にリフォームするとなると、自分の家でもアイランドキッチンにできるのか、費用はどれくらいかかるのか、気になるのではないでしょうか。

この記事では、アイランドキッチンのリフォーム費用の相場やメリット・デメリット、導入事例についてご紹介します。失敗しないためのポイントも解説していますので、これを参考に自分の理想のアイランドキッチンを実現してみましょう。

INDEX

  1. アイランドキッチンとは
  2. アイランドキッチンのリフォーム費用相場
  3. アイランドキッチンリフォームの費用が高くなる3つの要因
  4. アイランドキッチンのメリット
  5. アイランドキッチンのデメリット
  6. アイランドキッチンで失敗しないためのポイント
  7. トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例①
  8. トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例②
  9. 納得のいくアイランドキッチンリフォームを
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アイランドキッチンとは

アイランドキッチンとは、シンク・コンロ・調理台が一体となっており、四方のどこも壁についていない「島」のような形のキッチンのことです。対面式のキッチンの一つであり、非常に開放的でデザイン性にも優れ、おしゃれな空間を演出できます。

左右どちらからも出入りができるため作業効率も良く、家族とのコミュニケーションもしやすいためとても人気のキッチンタイプです。

トーヨーキッチンスタイルでもアイランドキッチンは人気のキッチンの1つです。ぜひ下記から私たちが提供しているアイランドキッチンをご覧ください。

アイランドキッチンとは

アイランドキッチンと対面キッチンの違い


壁付けキッチンのように壁に向かっているのではなく、リビング・ダイニングに向かって設置されているのを対面キッチンといい、アイランドキッチンもその一つです。

対面キッチンにはアイランド型のほか、ペニンシュラ型、対面キッチン、セパレート型キッチンなどがあります。

対面キッチンは壁付けキッチンや独立したキッチンと比べ、開放的で家族のいる空間に向かって調理ができるためコミュニケーションが増えるメリットがあります。アイランドキッチンは対面キッチンの中でも最も開放的でデザイン性の高いキッチンです。

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アイランドキッチンのリフォーム費用相場

アイランドキッチンのリフォーム費用相場

リフォームにかかる費用はアイランドキッチンの本体価格と、設置するための取り付け工事費用に分けられます。本体価格の差額だけでなく、取り付け工事も他のキッチンの場合よりも大がかりで高額になることがあります。

アイランドキッチン本体の費用


アイランドキッチン本体の費用の相場は約110万〜350万円で、他のキッチンと比較して価格は高めになっています。

アイランドキッチンは四方がどこにも壁についていません。そのため、4面全てをきれいに見せるよう化粧板仕様にしなければなりません。また、リビング・ダイニングの中央に位置するため、料理中の匂いや煙が広がらないよう対処できる設備が必要になります。

デザイン性重視と、機能的な設備が必要なため、本体価格が高くなってしまうのです。

アイランドキッチンと他のキッチンの価格差


アイランドキッチンがどの程度高額になっているか、ペニンシュラ型キッチンと壁付けキッチンの費用相場と比較してみましょう。

  • アイランドキッチン:約80万〜350万円

  • ペニンシュラ型キッチン:約60万~280万円

  • 壁付けキッチン:約40万~250万円


壁付けキッチンは最も手頃なタイプですので、アイランドキッチンとの本体価格の差額は約40万円以上あります。

この差額はデザインや設備を重視しているアイランドキッチンならではといえます。

アイランドキッチン取り付けの工事費用


アイランドキッチンを取り付ける工事には、本体の取り付けのほか設置するための工事費が含まれます。壁付けキッチンからアイランドキッチンに変更するには、ガス管や電気配線、給排水管、排気ダクトの移動・新設、さらには広範囲の内装工事が必要となるからです。

大がかりな工事になるため、費用も高く、工期も2週間から1ヶ月と長期にわたります。
取り付けにかかる工事費用の合計とアイランドキッチン本体価格を合わせた金額がリフォーム費用の相場になります。

アイランドキッチンリフォームの費用が高くなる3つの要因

アイランドキッチンのリフォーム費用は、キッチンに使われる素材とグレード、追加で付ける設備によって大きく変わります。費用が高くなる3つの要因についてそれぞれ具体的に見ていきましょう。

①アイランドキッチンの素材


アイランドキッチンのパーツに使われる素材が価格に反映されます。ワークトップによく使われるのは「ステンレス」「人造大理石」「セラミック」です。

  • ステンレス:熱や衝撃にも強くキズも付きにくいためコストと耐久性に優れている

  • 人造大理石:天然の大理石よりも安価でカラーや種類が豊富に揃っている。高級感がありインテリアにも合わせやすく、人気のある素材

  • セラミック:耐久性に優れており、変質しにくいという特徴がある


シンクに使われる素材には人造大理石とステンレスが最も多く、コストを抑えたい人はステンレスを選ぶと良いでしょう。

②アイランドキッチンのグレード


アイランドキッチンのグレードは3段階に分けられています。

  • シンプル:基本機能が標準装備されていて、素材のコストも抑えられおり、バリエーションも選べるようになっている

  • スタンダード:一般的な仕様のプランで、シンプルに比べカラー・素材・オプションの選択肢が多い

  • ハイグレード:デザイン性や性能に優れており、全て自分好みにしたい人や細部までこだわりたい人に向いている


LDKとインテリアに統一感を持たせたい場合、バリエーションが多いスタンダードやハイグレードを選ぶことが多いようです。

③オプション機能(設備の追加)


オプション機能にどれを採用するかで価格が大きく変わります。特に影響の出やすいのが、水栓・浄水器、レンジフード、ビルトイン機器です。オプション機能にもグレードがあり、この3つを採用すると約50万〜100万円前後プラスになります。

リフォーム後にあまり使用しなかったという声もよく聞かれるため、予算と設備機能のバランス、本当に必要かを考えて採用しましょう。

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンのメリット

費用が高額になってもアイランドキッチンを選びたいという人は多く、それだけ他のキッチンにないメリットが大きいからのようです。ではメリットを4つご紹介します。

①コミュニケーションが取れる

 
アイランドキッチンはリビング・ダイニングに対面しているため、家族と顔を合わせておしゃべりしながら作業ができます。

調理中もリビングにいる子どもやペットの様子を見ていられ、出入りもしやすいのでとっさの時にはすぐ駆けつけられるメリットがあります。大勢の人をもてなす場合でも、ほったらかしにせずコミュニケーションを取りながら料理が可能です。

②デザイン性に優れている


アイランドキッチンは設置面積が広く存在感が大きいため、LDK空間のイメージを左右します。そのためデザイン性に優れているものが多く、LDKとインテリアを統一したり、「見せるキッチン」を演出できるのもメリットです。

レイアウトを変えることができたり、デザインのバリエーションが豊富なため、自分好みのキッチンが実現できるメリットがあります。他のキッチンにはない、高級感のあるデザインやスタイリッシュなモデルが選べるのもアイランドキッチンならではです。

③複数人で同時に調理ができる


キッチンの左右に空間があり、島を囲んだ円の形の動線となるため、複数人で同時に使っても作業がしやすいのもメリットです。家族や友人とコミュニケーションを取りながら一緒に料理ができます。

パーティーなどを行う場合にも1人黙々と料理を続けるということがなく、お客様と一緒に楽しみながらもてなしが出来ます。

日常的にも食事の準備や後片付けを手伝ってもらいやすいので、主婦の負担も軽減されます。

④解放感がある


アイランドキッチンはキッチン周りのどこにも壁や仕切りがないため、非常に開放感があります。料理中でも視界が広いので、のびのびと料理を楽しめます。

1人で作業をしていても孤立した感じがなく、毎日の調理時間を和やかなものにしてくれるでしょう。

インテリアに合ったアイランドキッチンは部屋を広く見せますので、リビングにいてものびやかな開放感が感じられ、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。

アイランドキッチンのデメリット

アイランドキッチンにはメリットだけでなくデメリットももちろんあります。事前にデメリットを知っておくとプランの段階で対策方法を考えられ、有効な対処法を取ることが出来ます。

①間取りが制限されやすい


アイランドキッチンは、周りに通路を兼ねたスペースが必要なため設置には広いスペースを取らねばなりません。それ以外の空間は狭くなるため間取りも自由には出来ず、制限されやすくなります。

LDKに設置予定の家具なども配置が限られてきたり、居住空間を圧迫したりすることが考えられます。リフォーム後の図面に家具を配置してみるなど、事前に検討しておきましょう。

②キッチンが丸見えになりやすい


アイランドキッチンは周りを仕切るものが何もなくフルオープンですので、見せたくない部分まで丸見えになってしまいます。散らかったところや汚れが目立つことになり、常に片づけをしなければならず、家事の負担が増えるデメリットがあります。

ワークトップをフルフラットにせず、カウンターや腰壁などを設置すると丸見えになるのを防ぐことができますので、選ぶ際に検討してみてください。

③収納スペースが少ない


アイランドキッチンには壁付けキッチンのように吊り戸棚がなく、ワークトップもフラットなため、下部にしか収納が取れません。大鍋など持っている調理器具が収まりきらないこともよくあるようです。

背面やシンク下スペースを有効に使うなど、収納スペースを確保する必要があります。背面収納をセットにすることでインテリアも統一され、収納が増えるだけでなくおしゃれ度がアップします。

④価格が高い


アイランドキッチンは普及型の壁付けキッチンと比べ価格が高く、その理由としては4面全てをきれいに見せるよう化粧板仕様にしなければならないため、通常より多くの部材が必要になるからです。

この他に設置工事も大がかりになることが多いため、リフォームの費用が高額になるデメリットがあります。

予算をオーバーするようなら、オプション機能が本当に必要かどうかや、本体のグレードを下げることも検討してみましょう。

⑤匂いが広がりやすい


リビング・ダイニングとキッチンを遮るものがないため、煙や匂いが部屋中に広がりやすくなります。また、油煙によってリビング・ダイニングの掃除が大変になるのもデメリットです。

主婦にとってはキッチンもリビングもこまめな掃除が必要になり、負担が増えてしまいます。高性能の換気扇を設置したり、窓の位置を工夫するなど換気対策を考えておきましょう。

参考:レンジフード

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アイランドキッチンで失敗しないためのポイント

リフォームの際に失敗しやすいポイントを押さえておくと、あとで後悔することがありません。プランの段階で担当者に提案して、より良いリフォームにしていきましょう。

①コンセントの位置や数を確認する


キッチンは調理家電が多く、後になってコンセントが足らなくなることがよくあります。
使用する調理家電の数や位置を想定してコンセントを設置すると、後々困らずに済みます。

導入するつもりのアイランドキッチンのコンセント数が決まっていて追加できず、足りないようなら、床や近くの壁に設置することも検討しましょう。

②適切な通路幅を決める


キッチンの通路は狭くても困りますし、広すぎてもムダなスペースが出来てしまいます。

キッチンの通路幅は100cm〜120cmは確保したいところです。

また、冷蔵庫付近が思ったより狭くなる失敗が多く見られます。冷蔵庫の前面から70cm〜75cmのスペースを確保すると出し入れも移動も不自由なく行えます。

③水はねや油はねの対策をとる


アイランドキッチンは匂いだけでなく、水気や油はねが周りに飛び散りやすく、お掃除も大変になりがちです。対策としては、キッチンの周りが水はねや油はねで汚れないように、油はねガードの設置がおすすめです。

ガラス製の1面タイプのものなら、インテリアの雰囲気を壊すことなく汚れを防げます。

また、コンパクトな折り畳みタイプのものなら調理の時だけ出して、普段はしまっておけて、安価で利用できます。

④収納スペースを確保する


アイランドキッチンを取り付ける時は、収納スペースについても計画しておきましょう。収納スペースが少ないことで、物が出しっぱなしになったり、置き場所に困ったりすることが多いからです。

壁付けキッチンと違って壁の前に置くこともできず、左右も通路なため、背面に収納棚を置く場所を確保するなど前もって考えておかなければなりません。

収納棚やパントリーがアイランドキッチンとセットにできるならインテリアの統一感も出てすっきりした印象を保てます。予算の範囲で検討してみましょう。

トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例①

トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例①

iNO[イノ]/新潟県 コートテラスの家


美しい木目の質感と、メタリックの光沢感を合わせたアイランドキッチンです。キッチンもリビングのソファーセットも大きな窓に向かって設置され、落ち着きと解放感の共存する空間を作り上げています。

トーヨーキッチンスタイルを代表するモデルである「iNO」は機能性、デザイン性ともに優れたアイランドキッチンです。3Dシンクを搭載したゼロ動線キッチンは非常に効率が良く、疲れを感じさせません。

レイアウトもデザインもバリエーションに富んでいるためリビングに合わせたカスタマイズを可能にしています。

壁面にたっぷりの収納を確保しつつ、スッキリと美しいキッチンになっています。

参考:新潟県 コートテラスの家

トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例②

トーヨーキッチンのアイランドキッチン・導入事例②

BAY[ベイ]/香川県 Y様邸


大きく取った窓から光にきらめく湖が望めるLDKは、床も壁も真っ白で、その中にホワイト扉のアイランドキッチンが自然になじみ、清々しい空間となっています。

トーヨーキッチンスタイルの「BAY」は、3Dシンクやエアフロー(脚付きのキッチン)などを標準装備したスタンダードモデルです。基本的な機能を備えていながら安価で導入できるため、費用を抑えたリフォームをしたい方におすすめです。

シンプルで美しいフォルムが、空間をより広々と見せてくれます。

参考:香川県 Y様邸

納得のいくアイランドキッチンリフォームを

アイランドキッチンは機能的でデザイン性も高く、設置の際にも費用がかかるためリフォーム費用は高額になりがちです。

本体価格はキッチンの素材、グレード、オプション機能によっても大きく変わるため、予算の範囲でベストなキッチンを選ぶと満足度が上がります。また、メリットだけでなくデメリットを知ることで、事前に対策方法を考えリフォームに活かすことが出来ます。

アイランドキッチンの施行事例を見ることで具体的なイメージがつかめ、予算の範囲でどこまで出来るのかがわかるので活用してみてください。迷ったらショールームに足を運んで、実物を見ながらプロに相談してみましょう。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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