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キッチンはパントリーで収納力UP|間取りや収納アイデアを紹介

欧米では、キッチン周りにパントリーという食品や食器を収納するスペースを設ける文化があります。日本でも少しずつパントリーを導入する家が増えてきていますが、まだまだ一般的ではありません。

本記事では、キッチンにパントリーを設置する魅力や注意点について解説します。パントリーを導入する際の間取りの決め方や活用事例、設置方法なども解説しているので、パントリーの導入にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

INDEX

  1. キッチンのパントリーとは?
  2. キッチンにパントリーをつける魅力
  3. キッチンにパントリーをつける際の注意点
  4. キッチンにパントリーを上手に取り入れるための間取りの決め方
  5. キッチン&パントリーの活用事例
  6. キッチンにパントリーを設置する方法
  7. ライフスタイルに合ったパントリーを選ぼう
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キッチンのパントリーとは?

キッチンのパントリーとは?

キッチンのパントリーとは、主に食品や食器、調理器具などを収納するためのスペースです。

元々は古フランス語の「paneterie」が語源となっており、パンを保管する部屋のことを指していました。その後は、ホテルなどにある巨大な食料庫をパントリーと呼ぶようになりましたが、近年では一般家庭でも保管庫としてパントリーが設けられるようになりました。

パントリーの種類は、ウォークインクローゼットのように独立した小部屋となっている「ウォークインタイプ」と、キッチン近くの壁に棚を設ける「壁面収納タイプ」の2種類が一般的です。

パントリーには、主に以下の物を収納できます。

収納具体例
食品レトルト食品、カップ麺、缶詰、ジュース、コーヒー豆、お酒、非常食など
日用品ラップ、食器、ゴミ袋、キッチンペーパー、清掃用品、お弁当箱、文房具、ティッシュなど
家電ミキサー、コーヒーメーカー、トースター、土鍋、掃除機、ホットプレート、カセットコンロなど

キッチンにパントリーをつける魅力

キッチンにパントリーをつけることで、主に以下の3つのメリットがあります。

  • 収納力が格段にアップする
  • キッチンがすっきりした印象になる
  • 見せたくない食材・消耗品などを隠せる


それぞれのメリットについて、解説していくので見ていきましょう。

なんと言っても収納力が格段にアップする


パントリーをつける最大のメリットは、収納力が格段にアップすることです。

食料品や飲み物、調味料など、常温保管ができるものであれば、全てパントリーにまとめて保存しておくことができます。そのため、スーパーの特売日などに合わせて、買いだめなどもしやすくなります。特に育ち盛りの子どもがいる家庭や、家族が大人数である家庭にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

また、災害時に備えて水や非常食をストックしておくことも可能です。日本は地震や台風などの災害が多いため、こうした備えをする場合には非常に便利です。コロナなどの感染症にかかって買い出しに行けないケースでも、数週間分の食材を常にストックしておくことも可能です。

普段は使わない調理器具やキッチン家電を収納することもできます。キッチン用品に限らず、日用品や掃除用具、ちょっとした小物なども収納することが可能で、パントリーはお家全体の整理整頓にも役立てられるスペースです。

キッチンがすっきりとする


作業台やキッチン周りに置いているものをパントリーに収納すれば、キッチン周りをすっきりとさせることができます。特に扉のある個室型のパントリーであれば中身が見えないので、キッチンがよりすっきりとした空間に見えるでしょう。

収納不足になりやすいアイランドキッチンとの相性は良く、パントリーの収納を活用すれば、見栄えが良くなるだけではなく、作業もしやすくなります。

見せたくない食材・消耗品などを隠せる


パントリーを活用すれば、見せたくない食材や消耗品を隠しておくことができます。

たとえば、コストコなどで購入した大容量の食品や飲料物、アルコール類などは、スペースを取るためパントリーへの保存がおすすめです。
また、来客や友人が来た際には、それらを一時的にパントリーに移動させておくことによって、プライバシーを保つこともできます。

キッチンにパントリーをつける際の注意点

キッチンにパントリーをつける際には、以下の3点に注意しましょう。

  • パントリーのためのスペースが必要
  • 換気を意識して設計しないと湿気・においがこもる
  • 収納位置などを工夫しないと動線が悪くなる

これらの注意点を把握しておかないと、設置後に思わぬ後悔をしてしまうかもしれません。注意点を1つずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

パントリーのためのスペースが必要


収納力をアップしてくれるパントリーですが、その分スペースを確保しておく必要があります。パントリーのスペースを広くすれば収納しやすくなりますが、その分キッチンのスペースが狭くなることもあるため、バランスが大切です。

また、居住スペースが狭い住宅にパントリーを導入してしまうと、生活スペースを圧迫してしまうこともあります。したがって、パントリーの導入を検討する際には、導入する余裕のある間取りかどうかを確認することも重要となります。

換気も意識して設計しないと湿気・においがこもる


パントリーは換気を意識した設計にしておかないと、湿気やにおいがこもってしまいます。特に、キッチン近くにパントリーを設置すると、調理時のにおいが移りやすいので注意が必要です。

湿気やにおい対策を怠ってしまうと、食材が腐りやすくなったり、カビや虫が発生したりする可能性があります。特に扉付きのパントリーは空気がこもりやすいため、換気扇や小窓などの設置を検討した方が良いでしょう。

収納位置などを工夫しないと動線が悪くなることも


パントリーを設置する際には、キッチンとの動線も考慮する必要があります。パントリーとキッチンの距離が遠いと、調理時に必要な物を取りに行く場合に、移動距離が長くなってしまいます。

また、収納位置にも工夫が必要です。使用頻度の多い調味料やキッチン用品を高い位置や低い位置に置いてしまうと、手を伸ばしたり、屈んだりといった動作が生じてしまいます。パントリーに収納する際は、使用頻度に応じて物の位置を決めておくと良いでしょう。

キッチンにパントリーを上手に取り入れるための間取りの決め方

キッチンにパントリーを取り入れる際、間取りの決め方には以下3つのポイントがあります。

  • どれくらいの収納力が欲しいのかを確認する
  • 調理・収納の動線を意識する
  • 明るさや換気も考慮する

これら3つを意識すれば、より快適にパントリーが活用できるようになります。1つずつポイントを解説していきます。

どれくらいの収納力が欲しいのかを確認する


間取りを決める際には、パントリーにどの程度の収納力が必要となるかをイメージしてみることは大切です。

たとえば、家族の人数が多ければ多いほど、食材や日用品の量も増えるので、それなりのスペースが必要となるでしょう。特売でのまとめ買いや、コストコなどの大型スーパーの利用頻度が高い場合も、広いスペースがあった方が安心です。

一方、パントリーを広くしすぎると、収納位置や動線を考慮しなければなりません。ライフスタイルや収納量に合わせて、適切な広さのパントリーを設置しましょう。

調理・収納の動線を意識する


キッチンでの調理・収納の動線を意識して、パントリーの間取りを決めましょう。

キッチンと隣り合うように設置すれば、調理中にキッチンとパントリーとの行き来がしやすくなって便利です。

奥まった場所にパントリーを設置すれば、リビングからの視線がカットできますが、買い物後の収納に手間がかかって使いにくく感じることもあります。その場合、玄関とキッチンの二方向からパントリーにアクセスできる間取りにするなど、一連の動線を意識して間取りを決めると良いでしょう。

明るさや換気も忘れずに


パントリー内の明るさと換気も、忘れがちですが重要な要素です。

キッチンの明かりが入れば十分と想定していても、パントリーの奥まった部分には意外と光が入らず、収納物が見えにくくなってしまうことがあります。パントリー内に明かりが入るかしっかりと確認し、必要であれば照明の設置を検討しましょう。

また、食材を湿気やカビなどから守るためにも、換気扇や小窓が設置できる間取りがおすすめです。換気扇や小窓の設置が難しい場合は、除湿剤の設置や除湿効果のある壁紙を貼るといった対策を取るようにしましょう。

キッチン&パントリーの活用事例

ここでは、トーヨーキッチンスタイルにて施工したキッチンとパントリーの活用事例を2つご紹介します。

「パントリーがどういったものなのか」「キッチンとパントリーの動線をどのようにしたら良いのか」といったお悩みを抱えている方には、参考になる事例です。

それでは、1つずつポイントを解説しながら紹介いたします。

動線も意識した半個室のパントリー


トーヨーキッチンスタイルが提供するハイエンドモデル「iNo」のアイランドキッチンに、半個室のパントリーを設置した事例です。

動線を意識してキッチンの近くにパントリーが設置されているため、調理の際も手軽に必要な物を取り出すことができます。また、半個室にすることによって、リビングからパントリーの中が見られないように視線をカットしつつ、明るさの確保や換気ができる造りとなっています。

東京都 F様邸

省スペースで収納棚を設置したパントリー


トーヨーキッチンスタイルが提供するキューブ型のコンパクトなアイランドキッチン「BAY CUBE」に、凹み部分のスペースを確保してパントリーを設置した事例です。

凹み部分には収納棚を設置して、無駄なくスペースを活用しています。扉がなく開放された空間でありながら、リビングからはパントリー内が見えないようになっており、オープン型パントリーのデメリットをうまくカバーしている構造となっています。

京都府 西淵様邸

キッチンにパントリーを設置する方法

キッチンにパントリーを設置する代表的な方法として、以下の2つの方法があります。

  • リフォーム業者に依頼する
  • DIYで設置する

基本的にはリフォーム業者に依頼することをおすすめしますが、簡易的なものであれば、DIYで設置することも可能です。

それぞれの設置方法について解説するので、ぜひ参考にしてください。

基本的にはリフォーム業者に依頼する


既存のマンションや一戸建てにパントリーのスペースを設ける場合、基本的にはリフォーム業者に依頼することをおすすめします。

パントリーの設置にかかる大まかな費用は、以下の通りです。
パントリーの種類費用
壁面収納タイプ10万~15万
ウォークインタイプ20万~50万

広いスペースを求めるほど、リフォーム費用は高くなる傾向にあります。パントリーだけでなく、キッチンのリフォームも合わせて行うと、費用も抑えられる上に間取りの調整もしやすくなるので、ぜひ検討してみてください。

また、簡易的なものであれば、DIYでパントリーを設置することも可能です。以下の道具を用意しておくと、スムーズにDIYが進められます。
道具役割
のこぎり資材のカット
グルーガン・ボンド木材などの接着・固定
サンドペーパーカット面や角を滑らかにする
スキージーシートを貼る際に空気の混入を防ぐ
電動ドライバービス止め

具体的な事例としては、壁に棚を取り付けたり、キャスター付きのワゴンに棚を付けたりすけたりすることで、簡易的なパントリーが設置できます。壁に穴を開けずに設置することもできるので、賃貸の方にもおすすめの方法です。

ライフスタイルに合ったパントリーを選ぼう

パントリーは、食材や日用品などを収納することが可能で、キッチン周りをスッキリと整理することができます。

しかし、パントリーの大きさや間取りを考慮して設置しないと、使いづらさを感じてしまうこともあります。快適にパントリーを利用するには、ご家族の人数や料理の頻度など、ライフスタイルに合わせた空間にすることが重要です。

ご家庭に合ったパントリーを設置するためにも、ぜひショールームへ行って、プロに相談してみることがおすすめです。トーヨーキッチンスタイルでは、全国各地にショールームを設けているので、ぜひ予約して訪れてみてください。

全国ショールーム一覧

トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

トーヨーキッチンスタイルニュース
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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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