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マンションのキッチンリフォームの費用相場は?工事日数や注意点も紹介

マンションのキッチンリフォームは、戸建て住宅と比べて何かと制約が多くなります。マンションのキッチンリフォームを検討している方の中には、「どんなことに注意すればいいのか」「費用がどれくらいかかるのか」気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、マンションと戸建て住宅のキッチンリフォームの違いやマンションのキッチンリフォームの費用相場、注意点などを解説していきます。ぜひ本記事を参考にして、スムーズなキッチンリフォームを実現させてください。

INDEX

  1. マンションと戸建て住宅のキッチンリフォームの違い
  2. マンションのキッチンレイアウト種類
  3. マンションのキッチンリフォーム費用相場
  4. マンションのキッチンリフォームの工事日数
  5. マンションのキッチンリフォームをする際の注意点
  6. リフォームの注意点を理解して理想のキッチンを実現させよう
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マンションと戸建て住宅のキッチンリフォームの違い

まずは、マンションと戸建て住宅のキッチンリフォームの違いを見ていきましょう。

マンションでは、基本的に各住戸の住人の所有スペースである「専有部分」だけがリフォーム可能です。マンション全体の住人の共有スペースである「共有部分」は、リフォームができない場合がほとんどです。

リフォームが可能な工事内容は、マンションごとに定められた管理規約に記載されています。管理規約の確認を怠り、規約に反したリフォーム工事をしてしまうと、工事の停止やリフォーム箇所の原状回復を求められる場合もあります。追加で費用や工期がかかったり、近隣住民へ迷惑がかかったりするので、管理規約の確認は必ず行いましょう。リフォームの内容が固まってきたら、管理組合に報告し、問題がないか確認してもらうと安心です。

また、マンションではキッチンのスペースが戸建てよりも狭く、構造上の問題からキッチン全体を大幅に移動させるのが難しい場合も多いです。そのため、キッチン本体のみを交換するリフォームが多い傾向にあり、リフォームの予算も抑えられています。

一方、戸建て住宅におけるキッチンリフォームは、管理規約もなければマンションのように共有部分もないため、キッチンの位置変更等も自由に行えます。排水管や電線等の追加工事等も大きな問題はありません。見た目にこだわったり使い勝手を追求したりと、リフォームの自由度は高めですが、その分費用が高額になりがちです。

マンションのキッチンレイアウト種類

ここからは、マンションに合うオススメのキッチンレイアウトを紹介します。それぞれの特徴を解説しますので、レイアウトの種類で迷っている方はぜひ参考にしてください。

アイランドキッチン


アイランドキッチンは、独立した「島」のような見た目をしているキッチンのことです。四方が壁に囲まれていないため、開放感が抜群です。キッチン本体が大きめでデザイン性が高いものが多く、LDK空間においてひときわ存在感があります。キッチンを中心に人が集まりやすく、家族やお客さまとのコミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。

アイランドキッチンにはリビング・ダイニングとキッチンを区切る壁や仕切りが一切ありません。そのため、匂いや煙がLDK全体に広がりやすいことから、匂い対策を講じたり、高性能な換気設備を採用したりする必要があります。

アイランドキッチンは前後左右に通路用のスペースを要するため、設置には広いスペースが必要です。リフォームでマンションにアイランドキッチンを導入する際には、キッチン本体のサイズだけでなく、通路用のスペースも考慮して、設置可能かどうか検討しましょう。

トーヨーキッチンスタイルでは、おしゃれなアイランドキッチンの施工事例が多数あります。愛知県のとあるマンションでは、V字のデザインが特徴的なアイランドキッチンを採用いただきました。雪紋をイメージした「シュカブラ」の扉デザインは高級感があり、見る角度や光の反射具合によりさまざまな表情を覗かせます。同じデザインの背面収納を設置したことで、スタイリッシュな統一感のある空間になっています。

ペニンシュラキッチン


ペニンシュラキッチンは、キッチン本体が壁から突き出た形をしており、まるで「半島」のように見えることからその名が付けられました。対面式のキッチンなので開放感もあり、リビングやダイニングにいる小さな子どもやペットの様子を見守りながら、効率よく作業できます。

アイランドキッチン同様、匂いや煙対策は必要ですが、コンロ側が壁に接しているため、コンロ前のみ壁やパネルを天井まで高くすることも可能です。匂いや煙が流れるのを軽減できるだけでなく、油はね対策や目隠しにもなるため人気があります。吊戸棚を設置しない場合、収納スペースが少なくなるため、背面収納やパントリーを検討しましょう。

既存のキッチンが壁付けタイプで、コミュニケーションが取りやすい対面式のキッチンに憧れる方は多いでしょう。壁付けから対面式のキッチンにリフォームする場合、ペニンシュラキッチンなら、アイランドキッチンよりも省スペースで設置できます。ペニンシュラキッチンは左右のどちらかが壁に接していることから、片側のみ通路を確保すればいいためです。

愛知県のM様邸では、トーヨーキッチンスタイルのペニンシュラキッチンを採用いただきました。オーロラをイメージしたメタリックカラーの扉「イヴァロ」のキッチンは、部屋に入ったとたん目を引きます。家族でキッチンを囲みながら一緒に料理や会話を楽しめる、コミュニケーション重視型のキッチンです。

I型キッチン


I型キッチンは、コンロ・シンク・作業スペースが横一列に並んでいるタイプのキッチンです。

マンションの場合、限られたスペースを有効活用しなければなりません。壁付けのI型キッチンは、キッチン本体分のスペースさえ確保できれば設置できるため、キッチンスペースがコンパクトにまとまります。

ただし、I型キッチンは間口(横幅)が広すぎると横移動が長くなり、作業効率が悪くなるため注意が必要です。水はねや油はね、匂い対策をしっかりと行えば、使いやすいキッチンになります。

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マンションのキッチンリフォーム費用相場

マンションのキッチンリフォーム費用相場

毎日使うキッチンだからこそ、リフォームで使い勝手をよくしたり、見た目にもこだわっておしゃれなキッチンにしたいという方も多いでしょう。そこで気になるのが、キッチン
リフォームにかかる費用です。

キッチンリフォームにかかる費用の相場は、40万〜350万円が相場です。しかしながら、リフォーム費用は、キッチンのレイアウトやグレード、リフォームの施工範囲等により大幅に変わります。そのため、相場はあくまで目安程度に考えておきましょう。

リフォームの費用は、大きく分けてキッチン本体の費用と工事費用の2つになります。それぞれ説明していきます。

キッチン本体費用


キッチン本体の費用は、希望するキッチンのレイアウトやグレード、追加するオプション等によって大きく異なるのが特徴です。

キッチンの種類としては、一般的にI型キッチンが最も安く、アイランドキッチン等対面式の特殊な形のキッチンが高い傾向にあります。レイアウト別のキッチン本体費用は以下の通りです。
  • I型キッチン(オンウォール):40万~250万円
  • ペニンシュラキッチン:65万~280万円
  • アイランドキッチン:60万~350万円

キッチンのグレードは、主にスタンダード・ミドル・ハイグレードの3種類あり、キッチン本体の大きさやワークトップ・扉等の素材やデザインに違いが出てきます。グレードが高いほどサイズが大きくなり、高性能な素材から作られるのが一般的です。アイランドキッチンはハイグレードなキッチンとしての取り扱いがほとんどのため、ほかの種類のキッチンよりも高額になります。

また、追加するオプションの数やグレードによっても、キッチン本体費用は変わってきます。たとえば、ビルトインの食器洗い乾燥機は、国内製のものより海外製のものの方が3〜4倍高いため、慎重に選びたいポイントです。ガスコンロやIHクッキングヒーターなどの加熱機器についても、性能にこだわるほど費用はアップしていきます。収納のオプションや水回りのオプションなどあれもこれもと追加しすぎると、予想以上に高くなるので注意しましょう。

キッチンリフォームを予算内に抑えるためには、キッチンで絶対に譲れないポイントと妥協してもよいポイントを自分なりに考え、さらに優先順位を考えておくことが大切です。

工事費用


キッチン本体費用の次に、工事費用の内訳を見ていきましょう。

仮設工事費用


家の中に資材やキッチン本体などを搬入する際、廊下や壁など内装に傷がつかないようにするための養生工事にかかる費用のことです。リフォーム完了後のクリーニング費が含まれることも多いです。マンションでは、共有部分である玄関を出た先の廊下やエレベーター、階段なども養生しなければなりません。

解体工事費用


既存キッチンの解体工事にかかる費用のことです。キッチンの大きさや形状によって、費用に差が出るため注意が必要です。リフォーム業者によっては、既存キッチンの処分費用を別で請求される場合もあります。見積もりを取る際には、処分費用が含まれた金額かどうか確認しましょう。

電気・内装工事費用


内装の解体、壁紙や床の張り替え費用などを含む費用のことです。キッチン本体を入れ替えるときに、その周辺の壁や床を剥がしたり傷つけてしまうのは避けられません。キッチンの位置を大幅に変更する場合、一部の壁を取り壊したり、完全に撤去したりすることもあるでしょう。

また、キッチンは電気だけでなく、ガス管や水道管、排気ダクトなどとも繋げる必要があります。リフォームでキッチンの位置を大幅に変更するときは、電線や配管の移動・新設等も必要になるため、費用が高額になります。

諸経費


キッチンリフォームにおける諸経費は、現場管理や図面作成、役所への申請など、リフォームを円滑に行うために必要な作業にかかる費用のことを言います。一つひとつの項目を細かく算出するのは難しいことから、工事費用の8%~20%と定めている業者が多いです。

マンションのキッチンリフォームの工事日数

マンションのキッチンリフォームの工事日数をリフォームの内容別に解説します。

①キッチン本体のみ交換のリフォーム
キッチンの設置場所は変更せず、キッチンだけを新しいものに入れ替えるリフォームです。
既存キッチンの解体・撤去がメインのため、2〜6日で完了します。

②キッチンのレイアウト変更を伴うリフォーム
壁付きI型キッチンを対面式アイランドキッチンに変更する等、レイアウト変更を伴うリフォームです。水道管やガス管など配管の移動や新設が必要ですし、ガスコンロからIHクッキングヒーターに変更する場合、電気関連の工事も必要になります。床材や壁紙などの内装工事も大がかりなため、工事日数は2週間〜4週間程度かかります。キッチンが使えず調理ができない期間が長いため、あらかじめ対策を立てておくことが大切です。

③キッチンと内装を同時にリフォーム
キッチン本体を入れ替える際に、合わせて床材や壁紙なども新しく交換するリフォームです。機能的な壁紙にしたり、おしゃれなタイルを敷き詰めたりと雰囲気をガラリと変えることができます。工事日数は1週間程度となります。

マンションのキッチンリフォームをする際の注意点

制約の多いマンションのキッチンリフォームですが、リフォームをする際の注意点を紹介します。トラブルを避けるためにも、しっかりと押さえておきましょう。

事前に管理規約を確認する


マンションには物件ごとに管理規約が定められており、リフォームの内容に制限がかかっている場合があります。キッチンの設置場所の変更ができなかったり、防音上の観点から床材の張り替えが禁止されていたりと、戸建て住宅と比べるとリフォームの自由度が低いと言えます。

リフォームの計画を進める前に管理規約を確認すると共に、マンションの管理会社やリフォーム業者にも相談しておくといいでしょう。

管理人に相談・報告する


キッチンリフォームをスムーズに進めるためにも、マンションの管理人にあらかじめ相談や報告をしておくことも大切です。実際にリフォームが始まった際に、協力してもらうことがあるかもしれません。

普段からマンション全体の管理をしている管理人なので、近隣住民とのトラブルを避けるためのアドバイス等がもらえる可能性もあります。

マンションの構造も考慮する


住んでいるマンションの構造によっては、希望のキッチンを導入できない場合があります。必ずしも希望するリフォームができるとは限らないことを頭に入れおきましょう。

ガスや電気の工事ができるか


ガスや電気の工事ができるかどうか、事前に確認しましょう。

たとえば、リフォームを機にガスコンロからIHクッキングヒーターへ切り替えたいとき、事前の確認を怠るとリフォームの計画が水の泡になってしまう可能性があります。IH以外にも電子レンジや炊飯器など調理器具は複数あるため、電気容量は50A(アンペア)以上確保したいところ。しかし、古いマンションの場合、構造上各部屋の電気容量を上げることが難しく、IHを設置できないこともあります。リフォームの工事内容が固まってから気づくのでは遅いため、注意してください。

キッチン全体の移動ができるか


キッチン全体の移動が可能かどうかも、マンションの構造によりますので、事前に確認することをオススメします。

キッチンの排水管は、水が流れやすいように一定の傾きを確保しておく必要があります。傾きを確保できる範囲であれば、キッチンの移動は可能でしょう。しかし、排水管の造りや位置によっては、移動自体が難しいこともあります。

マンションによっては排水管の位置が指定されており一切動かせないところもあるため、注意が必要です。圧送ポンプの力で排水を流すという手法もあり、技術的にはキッチンの移動が可能な場合もありますが、工事費用が高額になることを把握しておきましょう。

近隣住民に事前に知らせる


近隣住民との距離が近いマンションのリフォームでは、工事期間中の騒音や資材等の搬出入時に迷惑をかけてしまう可能性があります。

無用なトラブルを避けるためにも、両隣や上下階の住民には事前にリフォーム工事を行う旨を伝えておくようにしましょう。マンションのような集合住宅では必須です。

見積もりは複数の会社に依頼する


キッチンリフォームの見積もりは、キッチン本体の仕入れ価格や工事方法、会社ごとに異なる諸経費などによって変わってきます。希望するリフォーム内容での費用相場を知るためにも、見積もりは複数の会社に依頼しましょう。

リフォームの注意点を理解して理想のキッチンを実現させよう

マンションにおけるキッチンリフォームは、戸建て住宅と比べて制約が多いため、自分たちだけでは判断がしにくい部分もあります。キッチンリフォームの注意点を理解したうえで、マンションの管理会社やリフォーム会社と適宜相談しながら、計画を進めていきましょう。

理想のキッチン選びに後悔しないためには、実際に商品を見て体感してみることが大切です。気になるキッチンのショールームに一度は足を運び、レイアウトやサイズ感などを見てみましょう。

少しでも気になることがあれば、ショールームの担当者に相談してみてください。専門知識が豊富なプロならではのアドバイスがもらえるでしょう。時間をかけてゆっくりと見て回りたいときや、見積もりを希望する場合は、ショールームの事前予約がオススメです。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部では、キッチンを中心にインテリア、洗面など住宅すべてに役立つ情報をお届けしています。理想のライフスタイルをナビゲートします。

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