欧米では、キッチン周りにパントリーという食品や食器を収納するスペースを設ける文化があります。日本でも少しずつパントリーを導入する家が増えてきていますが、まだまだ一般的ではありません。
本記事では、キッチンにパントリーを設置する魅力や注意点について解説します。パントリーを導入する際の間取りの決め方や活用事例、設置方法なども解説しているので、パントリーの導入にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
キッチンのパントリーとは、主に食品や食器、調理器具などを収納するためのスペースです。
元々は古フランス語の「paneterie」が語源となっており、パンを保管する部屋のことを指していました。その後は、ホテルなどにある巨大な食料庫をパントリーと呼ぶようになりましたが、近年では一般家庭でも保管庫としてパントリーが設けられるようになりました。
パントリーの種類は、ウォークインクローゼットのように独立した小部屋となっている「ウォークインタイプ」と、キッチン近くの壁に棚を設ける「壁面収納タイプ」の2種類が一般的です。
パントリーには、主に以下の物を収納できます。
収納 | 具体例 |
食品 | レトルト食品、カップ麺、缶詰、ジュース、コーヒー豆、お酒、非常食など |
日用品 | ラップ、食器、ゴミ袋、キッチンペーパー、清掃用品、お弁当箱、文房具、ティッシュなど |
家電 | ミキサー、コーヒーメーカー、トースター、土鍋、掃除機、ホットプレート、カセットコンロなど |
キッチンにパントリーをつけることで、主に以下の3つのメリットがあります。
キッチンにパントリーをつける際には、以下の3点に注意しましょう。
キッチンにパントリーを取り入れる際、間取りの決め方には以下3つのポイントがあります。
ここでは、トーヨーキッチンスタイルにて施工したキッチンとパントリーの活用事例を2つご紹介します。
「パントリーがどういったものなのか」「キッチンとパントリーの動線をどのようにしたら良いのか」といったお悩みを抱えている方には、参考になる事例です。
それでは、1つずつポイントを解説しながら紹介いたします。
キッチンにパントリーを設置する代表的な方法として、以下の2つの方法があります。
パントリーの種類 | 費用 |
壁面収納タイプ | 10万~15万 |
ウォークインタイプ | 20万~50万 |
道具 | 役割 |
のこぎり | 資材のカット |
グルーガン・ボンド | 木材などの接着・固定 |
サンドペーパー | カット面や角を滑らかにする |
スキージー | シートを貼る際に空気の混入を防ぐ |
電動ドライバー | ビス止め |
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