居心地のよさを第一に、ご自分の“好き”を大切にした家、それが今回訪ねた大谷みどり様のご自宅です。
住まいの中心は、約74㎡のLDK。トーヨーキッチンスタイルの製品でコーディネートされた大空間への想いをうかがいました。

「まるで魔法」。トーヨーキッチンスタイルでまとめた大空間 LDK

名古屋の閑静な住宅街にある大谷様のお住まい。玄関からホールを進んだ先にあるのが、のびやかな広さを有するLDK です。東向きの大きな窓からの光が心地よいこの一室空間は、壁を取り払うスケルトンリフォームによって生まれたもの。
「家の中でLDK は、私がいちばん気に入っている場所です」大谷様は話します。

そんな空間の主役は、トーヨーキッチンスタイルのハイエンドキッチン「iNO シュカブラ」。ノルウェー語で「波状の雪紋(シュカブラ)」という意味を持つその名のとおり、ステンレスに特殊なプレスパターンを施した「iNO シュカブラ」は、まるで雪山の雪面のように美しく、大谷様はひと目見て、その魅力に引き込まれたと話します。

「トーヨーキッチンスタイルの名前は知っていましたが、ショールームに入ったのはリフォームをすることになった今回がはじめて。ワクワクしながら足を踏み入れたら、まるで魔法にかけられたように、キラキラした世界観に魅了されてしまいました。ほかにもキッチンやインテリアのショールームは見ましたが、私にとってはトーヨーキッチンスタイルの印象が強烈で、結局、キッチンをはじめ、LDK の家具や照明も、すべてトーヨーキッチンスタイルで揃えることにしました」。

その言葉どおり、広いLDK はオレンジの「集ソファ」や、カルテルの大理石柄のダイニングテーブル、そしてハンドメイドのクリスタルガラスを用いた直径1mの円形照明などで美しくコーディネートされています。

「シュカブラ」の威風堂々とした風格は、王様のよう

大谷様邸の「iNO シュカブラ」は、空間に合わせ、横幅259cm、奥行き146cmのワイドサイズ。その中に、野菜や肉を切る、魚を洗う、お皿に料理を盛りつけるなど、広いシンクを使って料理ができる「パラレロシンク」が装備されています。また、キッチンのフォーカルポイントとして高さのある水栓「トールボーイ」が選ばれました。さらに引き出しの取っ手は直径3.5cmの重厚なグリップ感が特徴の「ローレット35」とし、独特の風格を添えたキッチンが完成しました。
「キラキラしたものが好きなので、最初はスワロフスキーを使ったハンドルにも心奪われましたが、全体のバランスを考えて今のセレクトに落ち着きました。私は、このキッチンを“王様”と呼んでいるんですよ」と大谷様。

確かに、窓からの陽ざしや照明の光を受けて威風堂々と輝くキッチンには、王様らしい貫禄が。そんな愛すべき王様を部屋の外からも眺めたいからと、大谷様邸ではホールと LDK をつなぐ天井までのドア脇に、ガラス戸が採用されています。
「ガラス戸なら、廊下を歩きながらも、キッチンを見ることができますから。そして、そのガラス戸と隣接するドアは職人の技を感じさせる本牛革張りのものにして、キッチンとの調和を図りました」。

料理が楽しいと思えるのは、気持ちが浮き立つキッチンだから

現在は、第二子出産で里帰り中のお嬢様との4人暮らし。日常では、お嬢様と二人でキッチンに立つことも多いそうですが、「このキッチンなら二人が同時に使っても、まったく問題ありません」と大谷様。
その一方で、「実は私、お料理はもう卒業、と思っていたんですけどね」と笑います。

「それが家のリフォームをすることになり、するならやはりキッチンを変えたいとなり、トーヨーキッチンスタイルのショールームに行って魔法にかかり、こんな素敵なキッチンができたので、卒業したはずのお料理を再びすることになりました」。

再び料理を始めて思うのは――。
「お料理は日常のよい刺激になるということです。献立を考えるのも、段取りを踏まえてつくるのも頭を使いますから。そう考えると悪くありません。特に今は娘や孫がいますから、キッチンに立つ時間は結構増えていますが、気持ちが浮き立つようなキッチンなので、ここに立つのは楽しみでもありますね」。