キッチンをおしゃれにするためには、コーディネートのポイントを押さえるのが肝心です。ここからは、誰でもキッチンをおしゃれにできるコツを紹介していきます。
見た目とライフスタイルに合ったレイアウトにする
見た目の好みだけでなくライフスタイルに合ったレイアウトのキッチンを選ぶと、おしゃれでありながら実用性のあるキッチンになります。
小さな子どもがいたり、来客が多く料理中もコミュニケーションが取りたいなら、対面式のキッチンを選びましょう。料理が趣味で調理に集中したい方や、掃除が苦手でキッチンをきれいにしておく自信がない方は壁付きキッチンがオススメです。
コンパクトなアイランドキッチンなら動線が短く疲れにくいので、家事の負担を軽減したい方に向いています。
印象的な素材を選ぶ
キッチンを構成する素材にはさまざまなものが使われています。特に、ワークトップや扉の素材はキッチンの印象を大きく左右しますので、特徴や与える印象なども吟味して選びましょう。
ワークトップの主な素材にはステンレス、人造大理石、セラミックなどがあります。同じステンレスでもデザインによってイメージが変わりますので、ショールームで実物を見て選ぶと間違いありません。
また、好みやインテリアに合わせて選ぶだけでなく、耐久性が高くお手入れがしやすいものを選ぶと、きれいな状態が長持ちします。
設備やオプションのデザインにもこだわる
キッチンの主な設備・オプションには、水栓やシンク、加熱機器、食洗機などがあります。
最近のキッチンではインテリア性を持たせた設備が選べるものもありますので、チェックしてみましょう。
メーカーによって得意分野やこだわりがあるので、希望に近いモデルが見つかったら一度ショールームで実物を見てみましょう。
最新の設備を見ていくうちにあれもこれも欲しくなり予算を超えてしまうこともありえます。スタイリッシュな見た目を重視するのか、実用性を重視するのか、優先順位を付けておいたり、本当に必要か不要かの選別の基準を考えておくと安心です。
イメージカラーを決めて統一感を出す
作りたいキッチンのテイストに合わせてイメージカラーを決めておくと統一感のあるおしゃれなキッチンになります。イメージカラーは3色程度に絞るとバランスが良くスッキリ見えるでしょう。
部屋全体の雰囲気を決めるベースカラーを床や壁、天井に配置し、次に使いたい色でキッチンや家電などをまとめ、アクセントカラーも全体のバランスを見て5%程度取り入れましょう。リビングの家具との調和も考慮するとよりスタイリッシュになります。
イメージカラーとテイストが合わない家電や小物などは、使わないときは見えない場所に隠して収納するとスッキリします。
収納を工夫する
キッチンの収納に「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けると、よりおしゃれに見えます。
見せる収納は、壁や視線の行きやすい食器棚などに素材やカラーで統一感を出して配置し、まとまって見えるように工夫しましょう。同じ役割のものを並べるとスッキリとして、調理の際も使いやすくなります。
テイストに合わない色柄のものや雑多なものは、食器棚の中や、外から見えない場所へ入れ、隠す収納にしましょう。