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壁付けキッチンをおしゃれにする3つの方法とは?施工事例も紹介

おしゃれで広いスペースが確保できる、壁付けキッチンの人気が高まっています。自宅のLDKに、海外ドラマで見るようなモダンなデザインの壁付けキッチンを使ってみたい、と思う人もいるのではないでしょうか。

この記事では壁付けキッチンのメリット・デメリットやおしゃれなレイアウト事例を紹介しています。壁付けキッチンをおしゃれにするコツについても解説していますので、理想のキッチン選びの参考にしてみてください。

INDEX

  1. 壁付けキッチンとは?
  2. 壁付けキッチンのメリット
  3. 壁付けキッチンのデメリット
  4. 壁付けキッチンのおしゃれなレイアウト事例
  5. 壁付けキッチンをおしゃれに見せる3つの方法
  6. 壁付けキッチンはカウンターとセットで使い勝手もおしゃれ度もアップ
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壁付けキッチンとは?

壁付けキッチンとは、壁向きに設置されたキッチンのことです。昔からあるレイアウトですが、近年はLDKにおしゃれな壁付けキッチンを設置する人が増えています。

LDKの場合はリビング・ダイニングに背中を向けて作業することになり、調理に集中しやすい反面、リビングからキッチンが丸見えになってしまうのが難点です。

壁付けキッチンはもともと窓のある壁にも設置できますし、キッチン正面の壁に新たに窓を作ることもできます。どの壁にキッチンを配するか、間取りに合ったレイアウトを考えましょう。

壁付けキッチンのメリット

壁付けキッチンにはメリットとデメリットがありますので、特徴を理解したうえで選択しましょう。まずはメリットから紹介します。

空間を有効活用できる


壁付けキッチンなら部屋の端の壁に付けてキッチン・冷蔵庫・食器棚を並べられるので、無駄なスペースができず空間を有効活用できます。対面キッチンのようなキッチンを取り囲む通路も要らず、設置のスペースが少なくて済むため、リビングダイニングスペースが広く取れるのがメリットです。

また、キッチン、ダイニング、リビングが縦につながるレイアウトは、最も空間を広く見せてくれます。ダイニングテーブルをキッチンのすぐ後ろに配置すると動線も良く、リビングスペースにゆとりが出るでしょう。

匂いや煙、油汚れが最小限に抑えられる


壁付けキッチンは壁向きに作業するので、調理で出る匂いや煙が空間に広がりにくいのが特徴です。洗い物の水はねや揚げ物の油はねも、壁と手前の床など最小限で済むので掃除が簡単に済みます。

LDKでよく導入される対面キッチンでは匂いや煙、油汚れがダイレクトにリビングダイニング側に広がるためさまざまな対策が必要ですが、その点壁付けキッチンは心配がいりません。換気扇・レンジフードも壁に付けられるので、選択肢が多く、コストがかからないメリットもあります。

家事に集中できる


対面キッチンの場合は、調理中でもリビングの様子が常に目に入り、テレビを見たり家族と対話する時間は嬉しいこと。その反面、作業がはかどらない、と感じることもあるのではないでしょうか。

そんな人に壁付けキッチンはオススメです。壁付けキッチンであれば壁に向かって作業するため、余計なものは目に入らず、調理に集中できます。効率的に作業が進み、短時間で家事を終わらせられるので、時間の余裕が生まれます。

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壁付けキッチンのデメリット

壁付けキッチンにはデメリットもあります。デメリットをカバーする対策方法も合わせて紹介します。

作業動線が多くなる


壁付けキッチンではキッチン・冷蔵庫・食器棚を横に並べて設置することが多く、横移動の距離が長く、動線が悪くなりがちです。

キッチンのすぐ後ろにダイニングテーブルを配置すると、配膳や片付けの動線が良くなります。また、テーブル代わりのカウンターを置くと作業スペースにもなり、動線も短縮できます。キッチンの収納や吊戸棚を上手に利用し、食器棚をなくすのも一案かもしれません。

キッチンが丸見えになる


LDKの場合はリビングダイニングとキッチンの間に仕切りがないため、キッチンの作業台の上の調理器具や調味料、シンクの洗い物などが丸見えになってしまいます。使う場所の近くに収納スペースを確保し、片付けを心がけ、雑然と見えないような工夫をしましょう。

ダイニングとの間に、キッチンよりやや高めの収納付きカウンターを設けると目隠しになり、収納力もアップします。カウンターの上には物を置かないようにするとすっきり見えます。

子どもやペットがいる家庭は対策が必要になる


壁付けキッチンは壁向きに作業するため、調理中はリビングにいる子どもやペットの様子が見れません。包丁を使っている時や、加熱調理中にすぐ近くまで来ていても気づきにくく、ヒヤッとしたり、ケガをしてしまう可能性もあります。

キッチンの使用中に子どもやペットが危ない目に合わないような対策を取っておきましょう。対面キッチンであればベビーゲートなどが付けやすいのですが、壁付けの場合は設置が難しくなります。

オススメはダイニングとキッチンの間に作業台を兼ねたカウンターを設けることです。カウンター横にゲートも設置できますし、カウンターでリビングを見ながら盛付けなどの作業もできて安心です。

壁付けキッチンのおしゃれなレイアウト事例

ここからはトーヨーキッチンスタイルの壁付けキッチンを導入したおしゃれなレイアウト事例を紹介します。キッチンレイアウトの参考にしてみてください。

シンプルな扉と個性的なタイルや空間をおしゃれに


市松模様の床と壁面タイルが印象的なインテリアに、シンプルなデザインのステンレス扉が美しく映えるキッチンです。広いカウンタートップの開放的なキッチンスペースは、複数人で料理しても効率よく行えます。

キッチンの作業台の上に飾ったお気に入りのボトルや植物が、インテリアと引き立て合って、オリジナリティを発揮しています。

奈良県 I様邸

回遊動線を生み出すカウンターを設置


2方向に取った大きな窓からの陽射しが明るい空間に、ステンレスとは思えない柔らかな風合いを持つ「iNO キルト」を導入したキッチンです。キッチン横にも窓があるため明るい環境で調理できます。

ダイニングとの間にはキッチンと同柄のカウンターを設け、広い作業スペースを確保しました。カウンター周りは回遊動線となり、複数人でいろいろな方向から作業ができ効率的です。

ダイニングテーブルもキッチンと同じ柄で揃え、統一感のあるゴージャスな空間を演出しています。

愛知県 岡村様邸

壁付けキッチンをおしゃれに見せる3つの方法

壁付けキッチンをおしゃれに見せる3つの方法

壁付けキッチンをおしゃれに見せるにはコツがあります。取り入れやすい方法を3つ紹介します。

カウンターテーブルを設置する


壁付けキッチンとダイニングとの間にカウンターを設けると、作業台や食材の一時置きに使ったり、収納を取れるなどメリットがたくさんあるのでオススメです。カウンターの高さはキッチンと同じぐらいか、やや高めにするとキッチンの目隠しにもなります。

ハイチェアーを設置すると軽食を取るテーブルとしても使え、素材やデザインをインテリアのテイストに合わせることで、カフェカウンターのようにおしゃれな空間を演出できます。

ゴミ箱や調理器具を隠せるスペースを確保する


壁付けキッチンではリビングからキッチン内がよく見えるため、出しっぱなしの調理器具やゴミ箱が目に入ると、一気に生活感が出てしまいます。生活感のないおしゃれなキッチンに見えるように、見せたくないものを隠せるスペースを確保しましょう。

調理器具は使う場所の近くに収納スペースを取るようにすると出すのもしまうのもラクにでき、片付けもしやすくなります。ゴミ箱はシンク下などに収納場所を取ると、使いやすくスッキリ見えます。カウンターを設置して、来客時にはカウンター下に収納するのも良い方法です。

壁面のデザインを工夫する


キッチン正面の壁面もリビングから見えやすい場所です。インテリアに合わせてキッチン用の壁紙シートやタイルにこだわったり、飾り棚を付けるとおしゃれ度もアップします。事例で取り上げたキッチンのように、床と壁の模様をコーディネートすることもできます。

また、あえて見せる収納にするのもオススメです。壁際や飾り棚に飾る小物や食器などは、デザインやカラーを統一して、一定間隔で並べるとショップのようなおしゃれな雰囲気が出せます。

壁付けキッチンはカウンターとセットで使い勝手もおしゃれ度もアップ

壁付けキッチンの良い点・悪い点をふまえて、自宅の間取りに合った商品を選択しましょう。壁付けキッチンとダイニングの間にカウンターを設けるとたくさんのメリットがあり、メリハリのある実用的でおしゃれなキッチンを演出できます。

キッチンのレイアウトに迷ったら、一度ショールームに行き、実際の商品やレイアウトモデルを見てみましょう。その場で経験豊富なプロに相談すると良いアドバイスがもらえます。プロのアドバイスとこの記事を参考に、納得のいく理想のキッチンを選んでください。

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トーヨーキッチンスタイルニュース編集部

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